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タイヤ

タイヤ・ホイールを軽くする事の加減速性能への影響 2007.05.10 改稿
【問】  タイヤ・ホイールを軽くする事の加減速性能への影響は、バネ上重量の軽減とどう違うのでしょ  うか?

(2007.05.10 おもいっきり間違えていたので訂正します)
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【答】 基本的にバネ上重量の軽減と全く同じです。
 
 「タイヤやホイールは回転体なので、慣性モーメントの影響を考慮しなければならない」と考えがちで すが、タイヤの外径は大きいのでバネ上重量の慣性モーメントとの差が少なく有意差は殆どありませ ん。

 ですから、高々1本数キロの軽量化を行っても加減速性能や燃費への影響は殆どありません。
 路面のギャップを踏んでリムが変形する危険を冒してまで軽量ホイールを履くくらいなら、ダイエットし た方が良さそうです(笑)。

 一方、「ジャイロ効果」はある程度影響しますが、速いステアリング操作をする速度域(つまり前輪の 回転速度が余り速くない領域)での影響は左程大きくありません。
 ノンパワステのドリ仕様車で手応えの違い(あるいはセルフステアの速度)がホンの少し変わる程度 でしょう。

 むしろ、徒にバネ下重量を軽くしてしまうと、公道路面の小さな凸凹に対して安易に車輪が上下運動 してしまいますので、返ってタイヤの接地性が損なわれてしまう虞(おそれ)があります。

 ただし、この点は中途半端に凸凹している路面に対して極端なバネ下重量減が良くないという話であ って、サーキットやジムカーナコースなどのように路面状況が極めて良い、あるいは逆にダートのように 路面状態が極めて悪いのであれば、話がコロっとひっくり返ってしまいます。
 サーキットやジムカーナコースなどのように路面状況が極めて良いのであれば、単純にクルマを軽く するという目的でバネ下重量「も」軽くすることは有効です。
 また、ダートのように路面状態が極めて悪いのであれば、車輪が激しく上下しますから、サスペンショ ンの負担を軽くする目的で(また、同時に、サスペンションのオーバーシュート()を抑える目的で)バネ下重量を軽 くすることが有効です。

※ 「サスペンションのオーバーシュート」=高速で路面の凸部を乗り越えた車輪が、上向きの慣性運動に拠って路面から離れ てしまう現象





 本稿は、以下のサイトを参考にしました。
☆参考URL → アルミホイールの真実〜軽量ホイールは乗り心地を悪くする


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