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よろずQ&A

【社会】 .年金ってどうよ

2015.05.23 バカの妄言を追加
【問】年金ってどうよ
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【答】世の中には、自分達が年金を貰えるかどうかだけに執着するだけで、年金そのものを見据えよう としないオトナが大勢居ます。
 私と同年代のそういう人達は、自分達の親が多額の年金を受給し、過分に裕福でないにせよ不労で 暮らす姿を見ているので、自分達も同じオイシイ想いをしたいと考えるのでしょう。  しかし、それは自 己中心的思考以外の何物でもありません。

 かつての受給対象者がどうであったとか、自分達の親がどうであったとかを頭の中から払拭し、思考 をリセットしてください。

 話は極めて単純です。
 年金は、納入された金を貯めて将来に活用するシステムではありません。
 現在の納入金を対象者に分配するのです。
 ですから、就労年齢層よりも高齢者層の方が少なければ、高齢者一人あたりの受給額は、納入者一 人あたりの負担金よりも多くなります。
 就労年齢層よりも高齢者層の方が圧倒的に少なければ、お金が余るので、第三セクター等に垂れ流 されて浪費できたわけです。
 いうまでもなく、日本社会の高齢化によって就労者と高齢者の数は逆転します。
 就労者よりも年金受給高齢者層の方が多いのですから、当然のことながら、高齢者一人あたりの受 給額は、納入者一人あたりの負担金よりも少なくなります。
 この条件下において、納付義務者の生活が破綻しない程度の負担によって、高齢者の年金だけによ る不労の暮らしが成立すると思いますか?
 ギリギリまで切り詰めて、老夫婦の生活費が1ヶ月13万円だと仮定しましょう。
 年金システムの運営費用を無視しても、納入者と年金受給高齢者の数が1対1の時に、納入者一人 あたり負担額は6万5千円。  不況とデフレで就労者の年間所得300万円時代到来と言われるご時世 に、年間78万円の負担が払えるでしょうか?  払えるワケがありません。
 しかも、今後、就労年齢層よりも高齢者層の方が圧倒的に多くなるのですから、納付義務者の負担 は更に増大します。

 では、その対策として何が有効なのでしょうか?
 平成16年現代の時点では、増税に因る財源の確保が図られているようですが、これで年金生活は確 保できるようになるのでしょうか?
 なりません。
 税金を増やすということは、単純に納税者の負担を増やすということです。
 納税義務者にとっての増税は、年金の納入負担額が増えるのと同じことでしかありません。
 そして、増税が消費税増によって行われるのであれば、それは年金生活者にとって年金受給額が削 られるのと同じことでしかありません。
 つまり、税金を増やすということは、納付義務者の負担を増やすことや、年金受給者の受給金額を減 らすことと同じでしかないのです。

 では、少子化に因る高齢者増の将来において、年金を継続するための方策はないのでしょうか?
 あります。
 それは、生活に余裕のある人から毟り取ることです。
 年収300万円時代といわれる就労年齢層にも成功者がいます。 年金頼りといわれる高齢者にもか つて成功した蓄えを十分に持っている人がいます。
 これらの人々から財産を毟り取り、「税の再分配」を行うのです。
 そうすれば、年金システムは継続可能となり、将来に渡って年金による高齢者の不労生活が維持で きるでしょう。

 ・・・しかし・・・
 それがマトモな自由競争社会における社会保障の在り方でしょうか?
 余裕のある人から、あらん限りの資産を奪い取るのであれば、努力し、機会に賭け、不屈の努力で のし上がって成功を掴むことに何の意味もなくなります。  適当に働き、適当に怠け、とりあえず年金 の納入義務だけ果たしていれば、成功者と大差ない将来を得ることが可能になってしまうなら、誰が他 人より多く汗を流して努力し、失敗を覚悟で機会に挑戦するでしょうか?
 かつて理想と呼ばれた社会主義という相互社会システムが、何故、資本主義という競争社会システ ムに大敗したのかについて、考えを及ぼさなけれなりません。
 老人福祉論を語る時、福祉学においては必ずといってイイ程、スエーデンが引き合いに出されます。
 そして、如何にスエーデンの高齢者福祉が先進で優れているかについて語られるのですが、果たして そうでしょうか?
 今、身の回りにある商品で made in sweden と書かれた商品が幾つあるでしょうか?
 スエーデンの外資企業が幾つ頭に思い浮かぶでしょうか?
 紙の上の理想に近いからといって、それが現実でも理想に近いとは限りません。
 競争社会は、勝ってナンボです。
 勝者から毟り取り、競争意欲、努力意識を奪い去ってしまう政策を自由主義経済国家の議会が採択 することは出来ません。
 (採択された時点で世界経済競争から日本という国が脱落します)



 つまり、どう足掻いても年金に因る高齢者の不労生活を、高齢化社会において機能させることは不可 能なのです。

 そして、こんな簡単な理屈が政府の官僚どもに理解できないハズがありません。
 
 では、何故政府の官僚どもは、平成16年現在を以って尚も年金システムの維持に拘るのでしょう か?

 それは、大金が動くからです。

 彼らには、年金を上手く運営して高齢者の生活を支えようなどという考えは、微塵もありません。
 あるのはかつて第三セクター事業などで散財して潤った懐への郷愁だけです。
 彼らは、今再び年金に余剰金が発生する状況を作り上げ、その金を将来性の皆無な運営事業に流 用して利益を貪ろうとしているのです。



 では、年金はどうなるべきなのでしょうか?

 これはもう止める以外に選択肢がありません。
 端らか将来において維持可能でないシステムを施行してしまい、その時点で生じた余剰金を採算性 の皆無な運営事業に注ぎ込んで失ってしまったのですから、それをこれ以上継続することは未来へ負 の遺産を積み重ねることにしかなりません。 
 今突然に年金支給を打ち切ることは、社会不安を煽り立てる虞が甚大であるため、実行は困難かも 知れません。  しかし、「年金改正によって自分達の将来が保障される」という夢物語を信じる馬鹿な 中高年が居る以上、ソフトランディングなど到底不可能です。

 もちろん、年金システムを継続させる選択肢がないワケではありません。

 交通の障害に成り難い場所であれば数年毎に繰り返され、交通の障害に成り易い場所であれば何 十年も行われないナゾの道路工事。  民営化され、合理化された筈なのに一向に凍結されない地方 高速道路事業。  誰も利用しないのに、民間の大劇場が足元にも及ばない豪奢な市民劇場などな ど・・・道路行政・箱物行政の無駄遣いを減らせば、年金の不足分如き簡単に賄えます。
 でも、それは望んでも絶対に叶えられません。
 なぜなら、それこそが官僚の甘い汁だからです。
 なんのために彼らが努力するのか?  それが我々国民に奉仕するためでない以上、彼らが努力し て漸く辿り着いた利権を手放す筈がありません。  それは革命でも起らない限り有り得ない選択なの です。
 ですから、我々に「就労中は労働に見合った手取り賃金を得て、老後は年金で不労に暮らす」などと いう未来は有り得ません。

 年金システムと心中して我々の息子達に「労働による賃金は悉く毟り取られて、幾ら努力しても豪奢 に暮らせない四流国」を残すのか?
 年金システムを捨て去って我々の息子達に「努力の報われる一流半国(もう日本が一流国に返り咲く ことはないでしょう・・・)」を残すのか?

 われわれは、その岐路に立っているのです。

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 バカの詭弁キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

   2015年05月22日 まとめたニュース
   「年金は破綻しない」 慶應大塾長が断言
   「給付額が減ることはあっても制度そのものは破綻しません」
   http://matometanews.com/archives/1761544.html
   > ■「年金は大丈夫」
   >
   > ―― 若い世代は現行の年金制度がいずれ行き詰まるのではないか、と
   >    不安を抱えている人も多いかと思います。年金制度は大丈夫でしょうか?
   >
   > 年金は大丈夫です。 なぜかといいますと、年金の問題は単純だからです。
   > 年金と医療、介護では、問題の難しさの程度が格段に違います。
   > 年金というのは給付が増えるといっても、年金をもらう高齢者の数が増えるのと同じ程度にし か、
   > 総額は増えません。
   >
   > また、すでにマクロ経済スライドが導入されていて、
   > 物価が上昇していけば、物価の上昇以下にしか年金の給付額は上がりません。
   > つまり、給付額は実質、どんどん抑制されていきます。
   > そういう面で、年金給付総額はたかだか高齢者の人数が増えるペースか、
   > それ以下のペースでしか増えません。
   >
   > さらに年金は単なるお金の問題です。 保険料をとって給付を払う。
   > 保険料の改定と給付水準の改定によって、年金制度の持続可能性は維持できます。
   > 実際に年金については2004年改定で、保険料の上限が決まり、マクロ経済スライドで
   > 給付の抑制が決まっています。
   > 給付額が減ることはあっても年金制度そのものの破綻はあり得ません。
   > ところが、医療、介護は全然違います。
   > さきほど申しましたように、これから75歳以上の高齢者が特に増えてきますから、
   > 高齢者の増加ペース以上に、医療や介護を受給する人のウエイトが増えてきます。
   > 医療と介護の給付はノンリニア(非線形)に増えていきます。
   >
   > また、医療と介護は、単なるお金だけの問題ではありません。
   > コストは保険料で徴収しますが、給付はお金で払うものではないからです。
   > 医療サービスや介護サービスとして提供します。
   > サービスを提供するお医者さん、看護師さん、薬剤師さん、介護士さんといった
   > サービス提供者が不可欠です。
   > 介護労働者をどう確保するのか、といった深刻な問題も出てきます。
   >
   > 年金に比べれば、医療や介護はそのサービスを提供する人の問題がかかわってくるだけに、
   > ずっとずっと難しくて複雑なのです。
   >
   > そういう意味でいえば、若い人は年金制度の持続可能性について、そんなに心配する必要は
   > ありません。 むしろ医療や介護の仕組みの将来を心配した方がいいと思います。
   >
   >
   > http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/14/japan-social-security_n_7281818.html

 案の定、ツッコまれまくっています。

   > 2 : フェイスクラッシャー(岐阜県)  2015/05/21(木) 21:41:36.42 ID:yrk5y3Bt0.net
   > あほですね

   > 3 : トラースキック(中部地方)  2015/05/21(木) 21:41:51.61 ID:akdYpZih0.net
   > それを破綻という。

   > 29 : タイガースープレックス(大阪府)  2015/05/21(木) 21:49:40.45 ID:VqZNMpxv0.net
   > >>3
   >
   > 給付開始年齢を80歳
   > 給付金3000円にすれば絶対破綻しないよなwwww

   > 141 : ストレッチプラム(大阪府)  2015/05/21(木) 22:24:55.55 ID:q3+4c81P0.net
   > >>3
   >
   > だよね。
   > そもそも、年金で最低限の生活もできないのなら意味無いじゃん。
   > しかも、生活保護の乞食の方が良い生活していたりするという・・・

   > 5 : ネックハンギングツリー(栃木県)  2015/05/21(木) 21:43:33.20 ID:Sobnp3na0.net
   > 受給年齢を85歳からとか90歳からにすれば破綻しなさそうじゃね?

   > 24 : レッドインク(東京都)  2015/05/21(木) 21:47:50.37 ID:0vROLVDe0.net
   > >>5
   >
   > そいうこと。
   >
   > 収支が悪くなったら、徴収金を上げて受給年齢をチクチク引き上げるだけだから、
   > 破綻は絶対にない。
   > ぶっちゃけ、日本が財政破綻しても制度自体は残るからな。
   > まあ50%毀損するつもりでいた方がいいけど、年金資産。

   > 7 : ジャンピングカラテキック(長野県)  2015/05/21(木) 21:43:39.25 ID:/NEYpN6v0.net
   > 給付額が減ることがおかしいんだよ
   > だったら素直に貯金したほうがましじゃねーか

   > 60 : トペ スイシーダ(長野県)  2015/05/21(木) 21:56:12.93 ID:ruWdoHLG0.net
   > >>1
   >
   > 学長 「 1円でも支払うことができれば、それは破綻ではない 」

   > 17 : 栓抜き攻撃(東日本)  2015/05/21(木) 21:46:04.95 ID:v7Wm521p0.net
   > はーいこいつの名前メモしとけよ

   > 273 : ファイナルカット(SB-iPhone)  2015/05/21(木) 23:42:21.52 ID:NURRu14M0.net
   > >>17
   >
   > メモも何も政府の年金改革の第一人者じゃん
   > つまり彼の言うように変わっていく

 詭弁にすらなっていない。

 国が憲法で“最低限文化的な生活”を保障している以上、年金生活者が“最低限文化的な生活”が営 めなくなった時点で破綻だ。

 そもそも、見方を変えれば現状でも破綻していると言える。 年金では家賃が補助されない。
 つまり、賃貸住宅に居を構える高齢者は、年金で生活する事が出来ないのだから、これはもう「破綻 している」以外の何物でもない。

 私も一応は自民党支持者のつもりだが、こんなアリエナイバカを雇う金があるなら、その金で年金の 支給額を年に1円でも上げる方が余程建設的であろう。

 バカバカしいにも程がある。


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