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よろずＱ＆Ａ
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【問】２億、３億、５億９千万円収入者が続出しているそうです！ しかも、その証拠としてホームペー
ジ 上で「東京高等裁判所の判決書」「２億、３億、５億９千万円収入の銀行印有振込み書」「福祉事務
所よ りの保証証券使用依頼書」他が確認できるそうです！
これはもう一刻も早く参加するしか！！！
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【答】この際、「東京高等裁判所の判決書」も「２億、３億、５億９千万円収入の銀行印有振込み書」も
「福 祉事務所よりの保証証券使用依頼書」もその他もろもろをアッチへ置いてもっと根本的な話をしま
しょ う。
喩え１円といえども、誰かが貴方に報酬を払うためには、その１円
が何処かから捻出されなくてはなりません。 誰かが何かに対価として支払った
金額の中から１円が、その「何か」に携わった貴方に報酬として支払われるのです。 何処からも誰
からもお金が支払われない限り、貴方に支払う報酬など何処にも存在しません。
株や商品取引の場合に、儲かる人が存在するワケは、現実にあるいは潜在的に損をする人がいる
か らです。
たとえば、圭坊商会という会社が証券取引市場に上場していたと仮定しましょう。 その株券に対し
て 100円の相場価格が付いていたとして、それは何を意味するのでしょう。 それが意味するもの
は、発 行部数の限られた株券に対する需要と供給が100円でバランスしたというだけでしかありませ
ん。
この株券を50円で取得した人が、100円の時に手放せば50円儲けることが出来ます（別途手数料と
税 金が発生しますが）。
もしこの株を所有している大多数の人が一斉に株を手放そうとしたらどうなるでしょうか？
株は売買が成立しなければ、手放せませんから、１株100円で買っても良いと考える需要が大勢存
在 しない限り、相場価格を維持できません。 あっという間に株価は暴落してしまいます。 つまり、
株な どはひとつの笊の中に大勢が金を入れているだけに過ぎず、売買によって誰かが儲かるというこ
とが、 他の誰かが未来に損をするということによって成立しているのです。
（余談ですが、こんな簡単な理屈が解らない馬鹿共がバブル崩壊で大損こいたんです。 バブル崩
壊に責任を負うべき人が 居るとしたら、バブルの恩恵を受けた人全員です。）
インターネット上のサイトの数は、怖ろしい程に膨大であり、その中に様々な儲け話が置いてありま
す。
それら全てが来訪者を陥れ食い物にしようと企まれた罠だというわけではありません。
しかし、罠が存在することも事実です。
如何なる儲け話もリターンはリスクに比例します。 ハイリスク＆ローリターンという例外はあっても
ロ ーリスク＆ハイリターンという例外は存在しません。
そして何より肝に銘じておいてほしいのは、貴方が行った如何なる経済行為も契
約行為も「サイトの甘言に騙されたという理由では、無効にならな
い」 ということです。
もし、「これはカタチだけで貴方に支払責任は生じない」などと騙されて保証人の契約書に
実印ついてしまったのであれば、貴方はその責任を負わなければ
な りません。 何故なら「第三者に騙されたから」という理由で借金がチャラに出来るなら、金銭
の貸 し借りという経済行為そのものが成り立たなくなってしまうからです。
小遣いと呼べるレベル以上の儲け話に手を出すのであれば、最低限信頼の置ける有資格者（早い
話 が弁護士）に相談してからにすべきです。 半時間５千円でリス
クが確認 できるのですから安いものですよ（２億、３億、５億９千万円から比べ
ればハナク ソみたいなモンでしょ（笑））。
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