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正しいステロイド治療法

2007年01月26日 メールを頂戴しました。
 ☆ひとみ様よりメールを頂戴しました。
 非常に参考になる意見だと思いましたので紹介させていただきます。
一通り読みました。
 私も重度アトピーで社会生活をあきらめかけている人物です。
 しかし、現在加療中にて、症状は和らぐ方向へ向かってます。
 
 私のアトピーに対する見解。
 
 アトピーとはアレルギーであり、本来アレルギーとは正常な体の対応(反射)が極大したものです。
 これは免疫学だけにとどまらずアレルギーの本の大半の文中に書かれていると思います。
 この内容だけに、取り組んだ結果から言うと、まんざら失敗ではない期待に届かない程度で、私はア トピーを改善してきました。
 目が開けられない、眠ることもできない、
 血肉の傷を絶えずかきむしる、風や日光にも当たれない体の状況から、
 赤みが残る肌荒れ、痒みは出るもの体温を激変しない皮膚、睡眠はできる、までに至ってます。
 
 ステロイドというのも、使いすぎ悪化したのでやめましたけど、私の場合、ひどくなった現状から考えて 辞めたという経緯をもちます。ただ、やめ方に脱ステロイドを目指す人のような考えではなかったです。
 ステロイドは使えば、その時は抑えられて治ったような状況に満足するのですが、二度と痒みがでなく なるものではなかったというのがステロイドの使用実感です。
 結局医師が出すステロイドを次から次にと強く使わなくてはならず、どうにもならなくなりました。
 当時はステロイドがどんなものかも調べもせず子供のころからじわじわと使用し続けていたのです。
 そういう事情を踏まえて歳を重ね、ネットというものでいろいろ薬剤について知るようになりました。
 ここで、思ったのですが一時的に改善されるのは効果であり、根本であるアレルギー体質を塗り薬で 治せるわけがないという結果が体にはあったのです。
 よくステロイドには副作用という話を読みますが、副作用ってなんであるかって、作用と副作用、効果 する内容が良いとされるものを作用とし、好まれない作用がでるものを副作用という。そうであればステ ロイドが副作用かどうかは私は副作用だけだと思う。
 なぜならそれで二度と症状がなくなることがない薬ではないという好ましくない結果がそうです。
 
 さて私がステロイドを避けるに至った理由は、私は喘息と花粉症とアトピー性皮膚炎を持つ体で、アト ピーが治ると喘息になるという繰り返しをしてきたからです。
 そして、医者や医学書籍なども読み知ったのが、喘息に効く薬がアトピーに、花粉症に効く薬もある 程度喘息やアトピーにきくというところです。
 そこで、興味を持った上で調べながらも医者と話しをしてみたところ、これら3種は密接な関係にある ものであるという事が近代になってわかってきているって事情をしりました。
 自分の体をその話に乗せて考えれば、喘息の時にアトピーは出ていなかった。
 また逆にアトピー皮膚炎の時には喘息は出てない。
 またどちらか片方が顕著にでることの繰り返しが多かったので、花粉症は症状としてあっても、軽く、 それは喘息の薬やアトピーの薬を使っていたからだったのでしょう。
 医者も同じ効果があるから、喘息の薬で花粉症にもきくといった事も覚えています。
 
 更に調べると、これらは私の場合であり、人によってはこれら3種が併走してでている人もいるという ことを知りました。
 これは、いるという話で、大多数ではなかったです。
 調べればしらべるほどいろいろなパターンがあることも知りました。
 
 ここまでの話では何も苦しみから解放される話はありません。
 
 しかしこれらを改めてみてみれば、アトピーに関してはステロイドを使うのも場当たり的に抑えたという 話で、本来正常とおもって体が対応しているものを抑えたら、やはりどこかに反動はおこるんじゃない かという所です。
 そこでステロイドを辞める決心をしたんです。
 しかしならがステロイドやめれば当然反動はおおきいまま顕著にでます。
 よってそのあたりをどうコントロールするべきなのかです。
 ネット上に多くあげられる脱ステロイドなど、みにくいばかりですし、頼れるのは何をいっても経験をも つ医者の知識がいるのです。
 そこで相談をはじめたんです。長い期間やり取りをしてきました。
 結果から言うと、ステロイド以外にアトピーの痒みを止める薬はまだ開発されないという事実とこれを もって治すしかない以上、使うという事実は変えられず、画期的な新薬が出るまでは使っていく事になり ました。
 抑えた反動を減らし、また抑えるためにだけにステロイドを多様しないですむ方法という所が必要に なり、段階的にステロイドを減らし、いままでに痒みが出た食べ物に気を配るというやりかたしかなかっ たです。
 そんななかで、ある記事をネット上で見つけました、ジャガイモ蒸かし、それだけを3食毎日くりかえし たら治ったというものです。
 そんなばかげた事と、はじめはバカにしてましたが、ジャガイモ生活を数日ほどしても体はこわれない しやってみるかとやったわけです。
 実に痒みはへりました。ただこれは毎日といっても永遠と続けるわけにはいかないので、いずれ栄養 の面で、他のものも食べはじめます。
 それで、医者にこの事実を解明してくれと相談したわけです。
 医者が言うにはイモ類には亜鉛や鉄分などの金属系配合量がおおいので、それらがなんらかの影 響をおよぼした物なのかもしれませんといってました。
 また私は効果があったのですが、効果がないという人もいるのを知ってます。
 医者の話からしてみれは配合量がその個人において適合量だった私だったのかと思います。
 実際皮膚に塗っている今の私の塗り薬は亜鉛がかなり含まれてますので、ふーん、という程度でした が、これは、私には効果したので、使いようによっては使える事であると判断したのです。
 単純に1種の亜鉛サプリメントなんかも考えて使ってみましたが、サプリメントでは効果はなかったで す。
 おそらく内包されるいろいろな成分が組み合わさってこそ発揮するのでしょう。
 ここでまた考えたのです。
 アレルギーの出る食べ物ってと言うところ。私の場合、豆類は全般駄目です。あと卵の白身の生。
 だけど焼いてしまうと白味でも問題ないのです。また、魚でブリが痒みを増しますが食べ合わせによっ ては痒みが出ないということが判ってます。大根のすり下ろしをくわるとなぜか痒みはほとんど感じませ んが、塩味で焼いただけだと顕著に6時間程度で痒くなります。
 豆は食べたあと30分もしないうちに、すぐに痒みがきます。
 ここで気になったのは食べ合わせと痒みの出る時間とその痒みの量などの違いです。
 おそらくは痒い持続時間などもあるのかもしれません。
 アレルギーですから、アレルギーの元になる何かがあるわけで、その条件がそれだとうい事ですよ ね。
 
 ここでアレルギーが顕著にでる食べ物を食べるときにはジャガイモ食べる、これで和らげる事はでき るのかと。
 あとは和らげばステロイドの弱いものでも乗り切るんじゃないかという関係です。
 また、この考えをもとにジャガイモに限らず、和らげるものをさがしました。
 長い年月をかけて地道にさがしました。
 今では数種類ほど海草(わかめ)や野菜(紫食物)根菜(大根やジャガイモ)他にもいくつかと見つか ってます。
 これらを組み合わせ、ステロイドを減らした結果、痒みの緩和ができています。
 これらは私にしか適応しない方法でしょうが、同じ理屈で同じように和らげる方法は人それぞれにも あると思います。(勿論食品に関係性のない方には意味がないでしょうけど)
 
 ここまでは、食べ物での話しです。
 
 私はアトピーが末期的なまでの重度になったのは職場のリストラと家庭においての結婚話や親との 揉め事、能力主義に変わった現場というストレスも強烈な要因であったはずです。
 この話はアトピーには直接関係しないのですが、糖分によって引き起こされる精神という話に目がい きました。
 物事にはストレスを感じない人もかなり多いのです。
 ストレスってなんでしょう。主に気に障るかどうかです。
 ようするに脳内の分泌液や体内のアドレナリンのようなものでしょう。
 確かアメリカの英字のサイトで見たと思うのですが、ジュースによるラット実験というのがありました。
 信用はどうだかわかりませんが、炭酸糖分を多量にとるとストレスを感じやすくなるというのです。
 そのサイトでは原理未確認で結果だけだったのですが、なぜか実験するとその結果になるとのことで した。
 これが人間にもあてはまるんじゃないかと思えば、私もかなり当てはまるほどに他人と比べ飲んでい ました。
 そこで、きっぱりやめてみたくなりました。
 しかしながら習慣ってのは怖いもので簡単にやめれないんです。
 しかたなくコーラなど甘みの強いものから、半分ミネラル水で割って飲んだりをはじめて、そのうちに お茶や水だけにしたのです。(これも1年以上かけました)
 不思議と糖分減らしたせいでとはいいがたいのですが、現状から言うと前向きな考え方になってきた 自分がいて、些細なストレスは減少しています。
 (周囲の環境が1年もしたら変わるだろうと考える離論もあるのですが)
 アトピーが昨今増える時代背景においても、この糖分というのは増えたってのは知っての通りで、戦 前では、水のがぶ飲みが主でした。このころアトピーなんかなかったといえば確かにあてはまるのかな ぁとも思います。
 
 そして最後に環境アレルギーです、私は木材に使われている上塗り財で喘息を起こしました。
 またディスプレイによる電磁波も影響がありました。
 これも長い年月で偶然判ったことです。
 パソコンや本を載せるために規制の木材でラックを作ったのですが、このラック、毎回増設して増や したんです。
 新品の木材を部屋にいれるたびに喘息がおきました。
 これがそうだと知ったのは引越しがきっかけで判ったのですが、あるべきとこに生活して発し、なくべ して生活すると出ないのです。
 そこで新しく買ったらでるのかと2回実験、見事でました。ただ上塗り財は時間がたつとなくなるらし く、1年も使用したものでは喘息にはなりませんでした。
 パソコンのディスプレイについては私はネットゲームするのに複数台のパソコンを使うなどというハー ドなプレイスタイルをもとめた結果ディスプレイを並べて使用しおきました。
 その結果2倍という電磁波を正面から受けることとなりました。
 もしかしたら2台並べた効果で2倍以上の影響があったのかもしれません。
 これでアトピーが悪化したのです。
 その後ネットゲームをやめる期間があってパソコンを使わなくなった期間には、アトピーもさほど強烈 にでなかった。
 そういう事情にあるなかでジオパシックという話題をTVでみて電磁波問題の話を知り興味をもってい ろいろ怖い話をよみました。今は液晶ディスプレイにして強烈な痒みは出ていないようです。
 これも効果したものであると思ってます。
 
 個人的な見解を最後にまとめると。
 アトピーとは、現代人がかかえこんだ未知の原因(原因ともわかっていない何か)によって引き出され ているもので、それが遺伝にあったり、個人によってさまざまな形で出ているものを皮膚に出るものを 一概にアトピーと言ってるだけで、実はアトピーには、もっとたくさんの種類(分野)があるのかもしれな いということと、それらを明かせずして対処していても治りはしないのではないか、と思ってます。
 そして、ステロイドと脱ステロイドの話において、まったくばかげた討論が繰り返されているのではない のかと、思えて仕方ないのです。
 
 ステロイド以外に今後薬ができたとしても、こういう事情がいろいろあるのであるとしたら、永遠と抑え ては悪化したように思える再発をくりかえすのがアトピー事情なのではと思うのです。 
 
 私はこれからもステロイドは使いますし、脱ステロイドも推奨します。
 ようするに、ステロイドよりも効果を期待できるものが現在ないなら、現状うまく使えるもので効果をう まく利用するしかないんです。
 それを間違った判断や思想で、ステロイドが悪いとか脱ステロイドしようと話すのは愚考と考えます。
 
 同じアトピーに悩む方へ、と思うところ。
 私事、メールを書いた所存です。

 お便りありがとうございます。

 貴方の仰る通り、アトピー性皮膚炎…というかアレルギー疾患は、本質的に個人個人で病理の異な る病気なのだと思います。
 ですから、「信頼の置ける医師の下、個人が様々な治療法を試みて自分に合った治療法を探して行く のが、アレルギー疾患全般に通ずる唯一の正しい治療法なのだ」というご指摘に何ら反論するつもり はございません。

 し  か  し

 「アトピー性皮膚炎の治療において何が問題か?」という設問に対する答えは、(何通りもの答えがあるで しょうが最大&最悪の障害は)「アトピービジネスという不安商法の存在」です。

 私が私自身のホームページに「脱ステロイドに対する警告」を延々と綴ったその理由は、私を地獄の 苦しみへ突き落とした『松●医院』と『2ちゃんねるのアトピー板』に一矢報いたかったに他なりません。

 勝つとはどういうことでしょう? 裁判を起こして勝てるでしょうか?
 それは、困難を極めることが間違いありません。
 松本医院は、堂々と何もしないことを明言していますから、患者がそれを納得の上で治療(?)を受け た以上、医療行為を受けれなかったことを理由に訴えるのは無理です。
 2ちゃんねるに至っては、どこの誰の書き込みかすら分かりません。 掲示板の所有者を訴えるの は、公園で起こった犯罪の責任を公園の所有者に求めるのと同じで無意味です。

 だったら、私に出来るのは【脱ステロイド信者の目を覚ます】ことしかありません。
 真性のアトピー性皮膚炎患者が脱ステロイドをすることの危険性を広めることで、今正に脱ステロイド を試みようとする真性のアトピー性皮膚炎患者を一人でも多く思い止まらせることが出来れば、それは 即ちアトピービジネスの損失であり、私の勝ち点だと思います。

 そうと決まれば、どのような文章を書いて“真性のアトピー性皮膚炎患者が脱ステロイドをすることの 危険性”を伝えましょうか?
 脱ステロイドも選択肢の一つとして認めた上で、ステロイドの有効性を語れば良いのでしょうか?

 私自身がそうであったからこそ判るのですが、脱ステロイドは宗教です。 それも飛びっきりキナ臭い カルト宗教です。

 普通にアタリマエの理屈をアタリマエに書いた文章を読ませても、一旦脱ステロイドの魅力(もちろ ん、「ステロイドの使用を止めただけでアトピー性皮膚炎が治る」という詐話)に憑り付かれた患者は、 そう簡単に目を覚ましてはくれません(かつての私もそうでした)。
 巧妙に練られた詐話が綴られた『松本医院』のwebサイト内の記事や『2ちゃんねるのアトピー板』で アトピービジネス関係者が工作員として日夜せっせと書き込んでいる「如何にステロイドが恐ろしい悪 魔のクスリなのか」という文章の効力は、本当にマインドコントロールに匹敵するくらい強力なのです。
 そして、マインドコントロール状態にある被害者予備軍が、文章中に「脱ステロイドを行っても構わな い」という文を見つければ、それを脱ステロイドの推奨と捉えてしまいます。  その文章の前に「皮膚 がステロイド依存状態にある場合に限り」と但し書きしてあっても関係ありません。
 ですから、アレほどまで徹底的に脱ステロイドを全否定しているのです、私は。
 そしてそれゆえに、民間療法をも同次元で否定させて頂きました。
 何故なら民間療法を試す多くの患者が、ステロイド外用剤との併用ではなく、ステロイド外用剤からの 代替治療法として試してしまうからです。
 恥ずかしながら私も、脱ステロイド中に症状が悪化した際に「再びステロイド外用剤を使おう」と考える 前に「ステロイド外用剤や沈痒剤を使わないで痒みを抑えることは出来ないか?」と考えて幾つかの民 間療法を試してしまいました。  サプリメントやお茶、肌に優しい保湿液などなど…。
 結果はモチロン惨敗。  下手に合わない療法を試した所為で、再びステロイド外用剤を使い始めた 時の治癒効果を弱めてしまったのではないか?と今では思う程です。

 ステロイド療法以外の様々な治療法を一括りに脱ステロイドと同列に扱っていることの非は認めま す。
 しかし、不安によってマインドコントロールされた脱ステロイド信者をリプログラムするためには、脱ス テロイドをすることに不安を覚えさせるしかない…そう考えて、ステロイド療法以外の様々な治療法を一 括りに脱ステロイドと同列に扱いました。

 楽観論かも知れませんが、脱ステロイドの危険性をちゃんと認識できたアトピー性皮膚炎患者であれ ば、様々な治療法を試しながら症状の変化に対してちゃんとステロイド外用剤を使ってくれるようになる と私は信じています。
 だから、私のwebサイトはこのままです。

 すみません。 ご容赦下さい。



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