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「ヒョッコリヒョウタンジマ」
□双六ボードゲーム
■往年のNHK人形劇のキャラクターを使った電脳版『人生ゲーム』。 言っちゃえば【いただきストリ
ート】のパクリ。
×:プレイヤーの選択できる事が少ない。 イベントが少ない。 展開が遅い。
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「ファーステスト・ワン」
□ラスタスクロール式擬似3Dレースゲーム
■F1を題材にしたレースゲーム。 ポリゴン3D並にセッティングができます。
×:しょぼいグラフィック。 狭いコースレイアウト。 カーブの状態が全く判らないのでコースを覚え
ないと走れません。 スピード感がまるでありません。 CPUが速過ぎます。
×:「細かいセッティングが出来る」と言われても、何をどうすれば良いのか分かりません。
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「ファンタシースター2」
□コマンド選択型RPG
■マスターシステムで発売された3DダンジョンRPGの続編。 とはいえ、こちらは2Dで登場キャラク
ターも一新。
○:個人的にストーリーに感動しました。
ラストのオチには賛否両論あるみたいですが、何も巨悪を倒して大団円だけが結末じゃないでしょう。
人類の驕りを皮肉ったラストのオチは個人的に好印象です。
○:ストーリー前半でヒロインが死にます。
私はゲームの中で人が死ぬのは嫌いなのですが、このシーンだけは腕組みして唸ってしまいました。
演出が無茶苦茶上手いのです。
兎に角このヒロイン、悲劇的生い立ちにも拘わらず健気で、序盤から主人公と行動を共にし、戦闘シ
ーンでも非常に頼れるキャラクターです。
でもって移動する先の町々に彼女の為の装備が売られており、装着すると確実にパラメータが向上し
ます。
必然、プレイヤーは足長おじさん状態で、戦闘で得た金を彼女に貢ぎます。
自キャラの装備を買い替えるよりも対費用効果が高い事もあって、何よりも優先して彼女の装備を最
強にします。
金が足らなきゃ稼いででも貢ぎます。
萌え萌えです。
ところが、(ストーリー展開に十分な必然性があるのですが)彼女は突然殺されてしまいます。
それまで萌え萌えだっただけに衝撃百倍。
それ以降の継続に支障が生じたほどです(苦笑)。
しかし、話を更に進めて行くと、この事件はヒキであって、ちゃんとオチに繋がっているのです。
うん、上手い。
ゲームで演出上の必然から人を死なすなら、ここまで凝って欲しいですね。
【ファイナルファンタジー】シリーズの安易な人殺しとは対照的です。
×:【ファイナルファンタジー】の召還獣ほどではありませんが、戦闘シーンで敵がいちいちアニメーショ
ンするのがうざったいです。
当時はこれがウリになっていましたから、悪しき風習の始まりだったのでしょうか?
×:ダンジョンの構造が意地悪。 壁で見えない所に通路があったりします。
×:いつでも何処でもセーブ可能なアイテムがあるのですが、宝箱に入っている訳でも無く、店で売って
いる訳でもありません。
なんと、裏技を使って、非常に稀な確率でしか入手できないのです。
私は裏技を50回程繰り返しましたが入手出来ませんでした。
折角便利なアイテムなのだから、裏技などではなく普通に、簡単に入手させて欲しいと思います。
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「ファンタシースター3」
□コマンド選択型RPG
■T、Uの出来の良さでセガの看板RPGとなったシリーズ第3作。 今回も登場キャラクターは一新。
ストーリーは3部構成で、主人公が誰と結婚するかに因って子供の運命が大きく変わります。 3世
代に渡るマルチストーリーなので4回プレイして全てのシナリオを楽しむ事ができます。
○:最初の主人公がストーリーの展開上牢屋に囚われてしまうのですが、その前に町でダンジョン脱出
アイテムを購入しておくと、牢屋から自力で脱出できてしまいます。
これ、どう考えてもバグなのですが、そのまま国王の元へ出頭すると用意周到さを褒められるので
す。
勿論、そこから話は進まないので、途中でエンディングになってしまいます。
でも、なかなか粋ですよね。
だって、回避しようと思ったら、町でダンジョン脱出アイテムを売らないようにするか、初期状態での所
持金をアイテムの価格より低くすれば良いですから。
他にも洒落た仕掛けがあります。
さらわれたヒロインを助けに行くか?との問いに延々とNOを繰り返し続けると、「んじゃ話が続かない
から終わり」とばかりに途中でエンディングになってしまうのです。
目が点になりましたよ(笑)。
ただ、悲しいかな、洒落た仕掛けが上述の2点しかないんです。
全編を通してあちこちに洒落た仕掛けを散りばめてくれていたら、詰めの甘さに目を瞑って、評価も
随分良くなったのですが・・・
×:ちゃんと作られていません。
ストーリーが選択肢(主人公が誰と結婚するか)で分岐する様になっているのに、今プレイしているス
トーリーと違うストーリー用の台詞を村人が喋ったりします。
例えば「夜になると岬に亡霊が現れる」と聞かされます。
行ってみても、そんな物は現れません。
他に情報も得られないので、仕方なくその辺をうろうろしていたら、突然何の脈絡も無くフラグが立っ
て、話が進んでしまうのです。
明らかに他のシナリオ用のフラグが干渉しています。
ちゃんとデバッグして欲しいです。
まるっきり作ったまま製品化されています。
×:設定が馬鹿馬鹿しい。
突然、「我々が今まで住んでいた世界は宇宙船の中だった」などと叫ぶのですが、その構造がどう見
てもドーム型船室を繋いだカタチなのです。
重力の問題は無視するとしても、其処が宇宙船の中かどうかくらい見りゃ分かるでしょう。
狭い平地を少し歩いただけで壁に当るのですから。
×:【〜U】の悲劇のヒロインに似たキャラクターが存在するのですが、単なる戦力キャラクターでラブラ
ブになれません。
【〜U】のヒロインに未練のある人には、只々ツライだけの存在です。
古傷を抉るような事は止めて欲しいですよ、ホントに。
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「ファンタシースター4」
□コマンド選択型RPG
■ドリームキャストで発売された【ファンタシースター・オンライン】は全くの別物なので、これがシリーズ
最終作。
○:最終作でありながら、【〜U】の熱烈なファン向け。
【〜U】の前半で殺されたヒロインと、姿形も名前も境遇もほとんど同じヒロインが登場します。
そして今作では殺されることもなく、ラストで主人公と結ばれてラブラブのハッピーエンド。
ま、こーゆーのもアリかな?
これ単体で遊んだ人には、何の感慨も沸かないでしょうけど(苦笑)。
×:呆れるほど古典的に無難なシステム。
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