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よろずQ&A
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【問】「どうして人をころしちゃいけないの?」
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【答】社会システムの維持に悪影響を成すから。
人が単体で生存活動を行うことを前提にするのであれば、縄張り争いや獲物・生殖行動相手の奪い
合いなどで他人を殺すのは、正当な生存活動に過ぎません。
それは、ニンゲン以外の他の動物が行っていることから鑑みて、神が認めた正当な行為です。
しかし、裸のサルであるニンゲンの生存能力は、単体では極めて脆弱であり、それ故に社会という集
団単位を形成して生存活動の場としました。
最小単位は家庭であり、最大単位は国家です(自称地球市民の方々は否定するかも知れませんが(笑))。
ニンゲンはこの枠組みの中で、役割を分担し、文明を築いて来ました。
私がこの文章を打ち込んでいるキーボードもその産物、貴方がこの文章を読んでいるモニターもその
産物です。
ヒトが文明を捨てて野生に戻るのであれば、先に述べた通り、縄張り争いや獲物・生殖行動相手の
奪い合いなどで他人を殺すのは、正当な生存活動の一つと見做されます。
しかし、文明を継続し発展させるためには、社会秩序の維持が前提に在らなければ成りません。
縄張り争いや獲物・生殖行動相手の奪い合いなどのイザコザで殺し殺されるのであれば、個々の家
庭は武装して閉じ篭り、文明は崩壊します。
つまり、社会(国家)を維持するために、「人をころしちゃいけない」のです。
そして、それ故に「人をころしたヒト」を国家が裁くのです。
殺人事件――特に集団イジメに因る自殺への追い込みやリンチ殺人など――が起こった際に、「遺
族に復讐権を与えれば善いのに」という意見が世論に出ますが、それは殺し殺される野生生活へ還る
ことでしかありません。
殺人は、誰かにとって尊い人を殺したから咎められるのではなく、
社会秩序の維持に危害を及ぼす原因となりかねないから咎められ
るのです。
殺人が赦されない社会であることが、社会の維持に絶対に必要な前提条件なのです。
戦争に於いて他国の兵士を殺害することが咎められないのも同じ理由です。
戦争に於いて他国の兵士を殺傷せずに侵略を許すことになれば、それは自国の社会にとって危害を
与える結果になります。
だから、戦争で敵兵を百人殺せば英雄なのに、平時に一人殺せば殺人犯なのです。
(もちろん、平時に於いて他国の兵士あるいは民衆を徒に殺傷すれば、戦争の火種となりますから、
これも咎められますよ)
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