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正しいステロイド治療法
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【問】 アレルゲン除去治療をしていると食べる物が何もありません。
それでアトピーが良くなっているならまだしも、一向に痒みが治まらないのに何も食べられないので
す。
こんな生活が続くのだとしたら、とても耐えられません。
どうにかならないのでしょうか。
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【答】 私もそうなのですが、食べ物に対するアレルギー反応を検査したら、おおよそ殆どの食材に対し
て桁違いな数値が出てしまう人がいます。
いわば、何食っても痒くなるという厄介な体です。
こういう人がアトピー性皮膚炎の治療に関して除去食を行うと、本当に何も食べる物が無くなってしま
います。
しかし、実際に食べてアトピーが悪化するかどうかと言うと、大人の場合、アレルギー検査の数値が
高くても食べて悪化することは稀です。
私も、殆どの食材に対してとんでもない数値が出ているのですが、食べても痒くなる食材はありませ
ん。
どちらかというと、食後に体温が上がると発汗して痒くなります。
ですから香辛料を控え、食後はクーラーにあたるなどして体温が上がらないようにしてやれば、何で
も食べれます。
むしろ糖尿のケがあるので、カロリーに気を付けなくてはならない方が問題なほど、無頓着に食べて
います。
患者が子供の場合は、除去食によって症状が著しく改善することがあり、除去食はそれなりに有効な
のですが、大人の場合は徒労に終わることが少なく無い様です。
勿論、除去食が有効な患者も少なくありませんが、その場合、除去食は著しく症状を緩和できるはず
です。
貴方のかかり付けの医者が、一向に症状が改善しないのに除去食を指導するのであれば、その根
拠を問い質してみて下さい。
明確な回答が出来無い様ならヤブです。
見限って他の病院を訪ねましょう。
また、子供でも、除去食の所為で栄養が偏ったりするようでは成長に支障が生じかねません。
アレルギーの数値が酷くても、食べてアトピーの状態が余り変わらない食材もあります。
たとえば、大豆。
大豆はアレルギー反応の数値の高い人が多い食材ですが、そんな人でも、少量摂取しただけで発作
的な炎症が発生することはあまりありません。
にもかかわらず、小児科でアトピーの治療をすると大抵大豆を除去してしまいます。
除去食は、たとえアレルギー検査の数値が高くても、徒に除去するのではなく、食した後、炎症の状
態がどう変化するかを確認して、著しく悪化する場合にのみ、除去するようにしましょう。
また、そうせず、徒に除去する様に指導する医者はヤブです。
見限って他の病院を訪ねましょう。
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