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松●信者に告ぐ



     ここからの文章は、私のアトピー性皮膚炎を重篤化させ、あわや失明寸前という状況に
     追い込んだ某脱ステロイド推奨医院が、webサイト上で公開している
     「如何にステロイドが恐ろしい悪魔のクスリであり、脱ステロイドだけがアトピー性皮膚炎を治す
      唯一無二の手段である」
     という妄言を、極々基礎的な理科知識(義務教育レベル)を用いて論破するものです。

     当該サイトは、その医院で初診を受ける際に「インターネットは見られるのか?」と聞かれ、
     「はい」と答えた場合にメモが渡され、そこにアドレスが書かれています
     (「いいえ」と答えると、文章をプリントされた紙を渡される ← 有償かどうかは忘れました)。

     今となっては、幾ら「ステロイドを用いた通常の対症療法」に懐疑的になっていたとはいえ、
     こんなモンに騙された当時の私を、助走を付けてブン殴ってやりたい気持ちになります。

     冷静なら騙されない低次元な詐話ではありますが、脱ステロイドに惹かれつつある
     アトピー性皮膚炎患者にとって耐えがたい魅力を放つ文章なのです
     (素面になって読むとバカバカしい限りですが)。

     もし、ここを訪れた貴方の友人が、某医院のサイトに洗脳され掛かっているのを見つけたら
     優しく誘導してあげてください。
     そんな友人が居ない貴方は、「こんなもん信じるバカが居るのかよ」と m9(^Д^)プギャー! して
     頂いて結構です。

     - - では、すたーと! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 松●信者に告ぐ F&Aより
(1)どれくらいの期間でアレルギーは完治するのですか?

 ステロイドや他の抗アレルギー剤を一切用いずに来られた方は、1回の診察だけで、つまり1週間の 菌を殺し傷を治すという治療だけで自然後天的免疫寛容に達し、完治してしまうこともあります。
 しかしこのような出会いは極めて稀です。

・・・彼の治療とは、彼自身が明言している通り、「なにもしないこと」です。
 何の治療も受けて来なかった人が、何の治療も受けない状態を1週間延長しただけで完治する道理 がありません。
 そんな事例があるとしたら、それは非ステロイド系の塗り薬に対して接触皮膚炎を起こしていた場合 だけです。  この場合に限り、接触皮膚炎の原因が取り除かれることに因って、短期間に皮膚炎が沈 静化出来ます。
 ただし、言うまでも無く、これはアトピー性皮膚炎の治療ではありません。


 当院に来られる子供達は、ほとんどが中等度以上のアレルギーの強さを持った子供であり、アレル ゲンは単一の化学物質だけではなく、普通多種の化学物質に対してアレルギーを起こしています。    従って自然後天的免疫寛容がそれぞれのアレルゲンに対して起こる必要があるので、それなりに時 間がかかります。

・・・アレルギー反応は、免疫反応の暴走であり、免疫反応は細菌やウイルスなどの外敵から身を守る システムです。  したがって、免疫反応の対象は外敵、すなわち生命進化の過程で進化方向を違え たタンパク質に限られます。
 彼は漢方医に在りがちな人造物否定観念に囚われており、何かと化学物質を悪玉に仕立て上げる ことで漢方薬の優位性を論じようとします。  しかし、アレルギー反応が化学物質に対して発生するの であれば、少なくともアレルギー疾患を持つ患者は如何なる薬剤も摂取することが出来ません。
 食品などに含まれる極少量の化学物質に対して極めて強いアレルギー反応が起こるのにも拘わら ず、クスリとして服用する高濃度な化学物質に対して何らアレルギー反応が起こらないという現実を、 彼はどう捉えているのでしょうか?


 さらに離乳食が始まると新たに直接種々の化学物質が蛋白と結び付いて摂取されるのでそれなりに 時間がかかります。

・・・離乳食が始まると、新たなタンパク質が体内に侵入します。  免疫系がこれをウイルスとみなした 場合、アレルゲンと成る、というだけのことですよ。


 免疫抑制剤を一切使って来なかったアトピーの度合いの強い子供は、今までの私の経験ではピーク に達するのに平均3・4ヶ月かかる印象があります。
 しかし極めてアレルギーの度合いの強い子供はピークに達するのに10ヶ月かかったこともあります。

・・・繰り返しになりますが、彼の治療とは、彼自身が明言している通り、「なにもしないこと」です。
 何の治療も受けて来なかった人とは、何の治療も受けなくても生活に支障がない程度にしか悪化して いなかった人です。
 そんな人が、彼の「なにもしない」治療を受けても、それは、何の治療も受けない状態を延長するに過 ぎません。
 ただただ徐々に悪化して行くだけなのですから、悪化に時間が掛かるのは当然です。


 今までいろいろな治療を受けてから来られた方は、それまでに使われたステロイドや抗アレルギー剤 の強さや期間、投与方法などによって免疫が抑制されている度合いや皮膚の変質の度合いが異なり ますので、千差万別であり、一概には言えません。
 とりわけこれらの免疫抑制剤は自然後天的免疫寛容を起こすのに必要な抑制Tリンパ球の働きをも 抑制しているので、このリンパ球の働きを目覚めさせるのに時間がかかります。
 この働きが復活する時は患者さん自身の免疫機構のみが知っているのです。私は神様ではないの で知る由もありません。

・・・少なくとも、彼の治療で悪化する速度は、ステロイド剤を使っていた人の方が圧倒的に早くなりま す。  何故なら、ステロイド剤を使っていた人は、抑える必要があるから抑えていたからです。  抑え なければならない症状に対して、彼の治療法方は突然抑えることを止めるワケですから、物凄い速度 で悪化するのが当然です。 
 ただし、物凄い速度で悪化したからといって短い期間で悪化のピークに至れるとは限りません。
 ステロイド剤に頼らなければ悪化を留められない人の皮膚炎を放置すれば、生死に関わるレベルま で悪化し続けます。  平成の大不況と同じで、これ以上酷い情況は想像できないと経営者が嘆くその 更に底があるのです。  そう云う意味で、ステロイド剤を使っていたアトピー性皮膚炎患者が脱ステロ イドした場合の悪化のピークは推し測りようがありません。  免疫機構の記憶が云々という理屈では ないのですよ。


 ところで人は必ず死にます。
 死は生命との戦いの敗北を意味します。
 必ず敗北は訪れるものです。
 しかしいつその敗北が訪れるか、つまりいつ死ぬかを知る方法はありません。
 同じようにアレルギーは言わば無限の汚染環境との戦いであります。有限なるIgE抗体は無限に勝て るはずはないのです。
 従って必ずこの戦いは終わり、いわゆる自然後天的免疫寛容に至るのです。
 ちょうど死の時期を予言できないのと同じく、この免疫の敗北の時期も予言できないのです。
 ただ絶対に確実に予言できる事はこの免疫の戦いは必ず敗北に至り、アレルギーは完治するという ことです。

・・・結局、彼の詐取システムはココに到達する訳です。
 つまり、いつかは絶対に治るけれど、それが五年先なのか十年先なのか判らない。  劇症化した皮 膚炎は正気で居られ無い程の苦痛を伴なう。  自由診療に家計を圧迫する程の費用を支払い続けて も一向に快方に向かわない症状。  やがて心が折れる。
 患者は自分で勝手に治療を中止したのだから、「必ず治すといって治せなかった」とは言えない。
 よく練られていると思いますよ。


 それでも気になるという方の為に、このホームページ上の患者さんの手記の後に、その患者さんの治 癒に至るまでの時間軸をできるだけ付け加えるようにしています。
 しかしながらこれもあくまで参考であって、これが絶対という資料にはなりません。 

・・・この点は、様々な脱ステロイドのホームページを御覧になるのが一番手取り早いでしょう。
 5年10年あるいはそれ以上掛けて今尚アトピーの原疾患に悩まされているアトピー性皮膚炎患者が ゴマンと居ます。
 それらホームページの著者達がのたまう「これでもステロド漬けよりマシ」という主張を文字通り受け 止めるか、それとも、「脱ステロイド教」に洗脳された愚者と憐れむかは、貴方の自由です。


(2)リバウンドはそんなに辛いものなのでしょうか?

 確かに辛いものですが、必ず乗り越えられます。実際何万人もの患者さんが乗り越えて完治されてい るわけですし、誰も特別な患者さんなど居りません。

・・・何万人とは大風呂敷な。
 実際に彼の診療所を訪れ、待合室で長時間待たされれば判りますが、彼が一日に捌く患者の数は 左程多くありません。  彼自身が他ならぬこのF&Aで明記している通り、短い通院期間で治るもので もありません。
 ましてや、脱ステロイド信者が公開している数多くのホームページを見て分かる通り、脱ステロイドに よって本当にアトピー性皮膚炎が完治した例は極めて僅かです。
 彼を訪れた患者全てが半年程度の通院で完治したと仮定すれば、十年程で軽く1万人を突破します が、現実問題としてその百分の一すら困難でしょう。
 もし、何万人も完治させているのであれば、ノーベル賞がもらえますよ。


 精神的に辛いときには家族の支えが必要になるでしょう。
 その苦しさは患者さんの手記をじっくり読めば分かるでしょう。
 しかしリバウンドそのもので決して死ぬことは決して有りません。
 ただ感染症だけは気をつけなければなりませんから、リバウンドのある人は毎日体温を計って下さ い。

 ・・・死ななければどれ程酷い状態に陥っても良いのですか?
 彼のホームページには何箇所も「感染症さえ起こさなければリバウンドでは死なない」と書かれていま す。  しかし、重篤なアトピー性皮膚炎はアトピー性白内障や掻・叩きに因る網膜剥離などに至る危 険性があり、「死なないからオッケー」と楽観視することはできません。
 また、一旦重篤化した肌は簡単に元へは戻りません。  私が脱ステロイドに挫折してから既に2年 が経ちます。  この1年間は全く掻いていない胸部に今尚色素沈着の痕が醜く残っています。  他の 誰でもない私自身が鏡を直視出来ない程醜くおぞましい痕です。
 特に女性の方には、強く訴えたいと思います。
 「もし本当に彼の治療でアトピー性皮膚炎が治るのだと仮定しても、この醜い体になるのですよ」と。


(3)熱が出た時はどうしたらいいですか?
 根本治療法でも述べたように、注意すべきはウイルスの感染です。
 感染にはブドウ球菌感染とヘルペス感染の2種類がありますが、そのほとんどがブドウ球菌感染であ ります。

・・・彼に関しては、医師免許が有るということが分かっていますので、そうは思いませんが、この文章を 彼以外のホームページ上で見たとしたら、必ずこう思うでしょう。
 「こいつは医師免許を持っていない。  いや、それどころか医学知識が全く無い」と。
 皮膚の掻き傷から侵入して発症する感染症の原因はブドウ球菌とヘルペスウイルスだけではありま せん。 接触感染の可能性の在る全てのウイルス・細菌・寄生虫が原因に成り得ます。

 それに、「注意すべきはウイルスの感染」と言っておきながら、「そのほとんどがブドウ球菌感染であり ます」って阿呆ちゃう?
 ブドウ球菌は細菌。  ウイルスとちゃうで。
 こんなん小学生でも知ってるよ。


 基礎体温には個人差がありますが、大体37度2分以上ある時は感染が起こっていると考えられます から、すぐに抗生物質を飲む必要があります。

・・・そうやって安易に殺菌剤や抗生物質漬けにすることは極めて危険ですよ。  MRSAって聞いた事 ないかな?
 

(4)保険は利くのでしょうか?

 利くものと利かないものが有ります。  特に漢方浴剤は保険は利きません。

・・・漢方薬剤の厄介なところは、保険の対象にならない材料が混じっていると、その薬剤全体が保険 の対象外になってしまうという点にあります。
 逆に暴利を貪ろうとする悪徳医にとってはこの点が美味しいらしく、わざわざ保険の対象にならない 薬剤を混ぜ、普及している材料諸共に単価を嵩上げしたりします。
 ま、何処の誰がそうだとは言いませんけど。
 

(5)ひと月にどれぐらいの治療費がかかりますか?
 (4)でも述べたように保険が利かない漢方薬があるので、当然他の医院よりは割高になります。  し かし、他の医院では絶対にアレルギーは治りません。
 松本医院では治すことが出来ます。
 後はあなたの自由です。

・・・他の医院では、保険適用の対象となる殺菌剤ネオヨジンすらも、松●医院では自由診療扱いとして 暴利が貪られています。
 私の場合、治療費は1週間で1万3千円前後だったように思います。
 

(6)大阪は遠いので通い辛いのですが、松●医院のような方針で治療を行っている病院、あるいは漢 方を扱う薬局はないのですか?

・・・「松●医院のような方針」ってアンタ。
 患部をキチンと診察してステロイド皮膚症だと判断された場合にのみ、ステロイド離脱を勧めるので はなく、患部を全く診ないで何でもかんでもステロイド離脱させてしまうヤブ医者なんて、そう多くは居ま せんよ。


 ありません。他の病院でも結局は免疫を抑制しない治療方法であればよいのですが、実際そんな病 院を捜し回るうちにステロイド漬けにされるのが関の山でしょう。

 ほぼ全てのアトピービジネスは脱ステロイド派です。
 ですから、アトピービジネスを生業としている開業医を尋ねれば、必ずや似たような医療行為にあず かれることでしょう。  ところが、実際に皮膚科の看板を揚げている開業医で『ステロイドの使用をいき なり完全禁止しての脱ステロイド』などという危険行為を行う医者はほとんど居ません(インターネット上 では多く見掛けることが出来ますが)。
 それは皮膚科医としてちゃんとした経験と知識があれば、絶対に選択しない治療法だからです。

 また、ついでに言えば、ステロイド外用剤を使い続けることがアトピービジネスの言う『ステロイド漬け』 ですからね。  数日間のインターバルを設け、慣れが生じない様注意しつつステロイド外用剤を連用 している状態も、彼らに言わせればステロイド漬けです。
 たとえ、その状態でステロイド外用剤の使用量を逓減させ、順次弱いステロイドへ切り替えて行くこと が出来ていたとしても、ステロイド外用剤の連用は全てステロイド漬けと弾劾されてしまうのです。   「ステロイド漬け」などと言われるとトンデモナイ状態のように思われるでしょうが、それは彼らアトピービ ジネスが使う脅し文句なのです。


 巷に溢れる民間療法の場合も、免疫を抑制しなければいずれ治るでしょう。
 しかし時間がかかります。革命的根本治療法で述べたように、私が研究して作った漢方薬は免疫力 を高め、完治までの時間を早めるのです。

・・・いかに松●医院の治療法が非論理的であるかを、ここまで徹底的に理論否定しても尚、松●医院 への期待が捨てきれない人が居るようです。  そういう人は、初診費用1万数千円を授業料のつもり で払って、件の“免疫力を高める漢方薬”とやらを入手してみてください。
 そして、その漢方薬を、家の近くにある【漢方薬もっているマトモな薬局】へ持ち込んで、内容物を検 証してもらってください。  「これこれこーゆー謳い文句で処方されたんですけど…」と言って渡せば、 興味を持ってくれた薬剤師なら、大概は無料で(少なくとも他に何か買えば無料で)漢方処方の中身と、予想 される効能を教えてくれます。
 そしてそれが“免疫を高め、アトピー性皮膚炎の治癒を促進するもの”ではないことは、言うまでもあ りません。


(7)遠方からなので月に一度のみしか行けなくても大丈夫ですか?

 問題ありません。遠方の方に対してはそれなりに配慮はします。

・・・ここで言う「それなりに配慮」とは、『個人の諸様態に応じて処方しなければならない漢方薬を、患部 の診察も無しに処方している』という出鱈目診療を含みます。

 
(8)予約は必要なのでしょうか?

 必要ありません。
 最近インターネットを見て全国から患者さんが来られるので、土曜・日曜・祝日はかなり待っていただ くことになります。
 遠方の方は平日に来られるか、出来るだけ早い時間帯にお越し下さい。

・・・このページに辿り着けた貴方は、ひとつのチャンスを掴みました。
 保険診療対象薬を自由診療扱いにして暴利を貪るアトピービジネスに大枚を投じるも貴方の自由。
 マトモな医師が、マトモな判断基準に基づいて処方する薬を適切に用いる病院へ通って、慢性疾患と 正面向いて対峙するのも貴方の自由。

 どちらを選んでも、オウン・リスクです。

 ただ、もし、私が生まれ変わって、再びアトピー性皮膚炎に悩まされるとしても、私は数時間(開院前 から並んで初診3時間以上、同次回2時間以上)待って最悪の診療(横柄、暴言、患部を診さえしな い、それでも処方される謎の漢方薬)を受けることはありえないでしょう。
 

(9)車で行きたいのですが駐車場は有りますか?

 ありません。駅近郊には市営の駐車場などがあります。

・・・これって駐車サービス券などが発行されると勘違いする人も居るんじゃないかな?
 勿論、そんなサービスはありませんよ。



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