更新の際に構造を変える事があります。 構造を変えるとアドレスが一から再配分されますので
ブックマーク等でお気に入りのページに飛んだ際に、目的と違うページが表示されることがあります。
その場合は画面一番下の [ TOP ] からトップページへ移動して、トップページから
目的のページへ移動してください。 お手数ですがよろしくお願いいたします。


セガ・サターン感想文

峠The King of Spirits2
「トウゲ ザ キング オブ スピリッツ2」

□ポリゴン3Dレースゲーム
■【峠】シリーズのセガサターン版第2弾

×:少なくとも前作にあった「舵角が付かなくて曲がらない」と云うトンデモナイ欠点は改善されていま す。  しかし、其れでも全然マトモに走れません。
 原因はふたつ。
 ひとつは、アンダーステア/オーバーステアを間違って理解している所為。
 アンダーステア=少ししか曲がらない
 オーバーステア=沢山曲がる
 と捉えていますから、オーバーステアになると、いきなり内側の壁にクルマが突き刺さるのです。
 もうひとつは、アクセルボタンのON/OFFがスロットル全開/全閉に相当してしまっている所為。
 セガサターンのハンドルコントローラーは単なるスイッチですから、ソフトの方でプレイヤーの意図を 汲んでパーシャルスロットルの開度を調整しないとイケナイのです。
 【セガ・ラリー・チャンピオンシップ】と云う偉大な先達者が居るのですから少しは学んで欲しいモノです ね。



 
ときめきメモリアル
「トキメキメモリアル」

□自キャラ鍛錬型恋愛シュミレーション
■マイナー機PC−EngineスーパーCD−ROMからの移植。  己を鍛えて女をコマセ!(←言い過 ぎ)。

○:速い。
 セガサターンのプレイステーションに対する長所が最大限に発揮されて、処理が滅茶滅茶早い。
 1回のプレイに掛かる時間がプレイステーション版の半分以下で済みます。


×:贅沢だけど処理が早過ぎて味気ありません。  なにせイベントに引っ掛からなければ1週間に10 秒と掛からないのです。  どうも作業をこなしている様な気がして萌えません。
ときめきメモリアル対戦ぱずるだま
「トキメキメモリアルタイセンパズルダマ」

□落ち物アクションパズル
■登場キャラクターが【ときめきメモリアル】バージョンの【対戦ぱずるだま】

×:対CPU戦が超ムカつきます。
 自分の盤ばかり睨んでいると気が付かないのですが、見比べるとCPU側に有利な駒が落ちて、こち らに不利な駒が落ちています!
 碌なプログラムが組めないからと言って、こんな方法で難易度調整しますかね?普通。

×:キャラクターのデッサンが狂っていて変。



 
慟哭そして・・・
「ドウコクソシテ・・・」

□パズル(!)ゲーム
■一見、恋愛シミュレーション、実はファーストプレイでは解法不明な「死んで覚えるパズルゲーム」。

○:ゲームそのものは控えめに評価しても佳作以上の出来。 傑作の候補に挙げても良いと思いま す。 基本的に、閉じ込められた屋敷の中を散策してアイテムを入手し、そのアイテムを駆使してヒロイ ン達に仕掛けられた罠を解いて行きます。
 しかし、必ずしも必要なアイテムが先に入手出来て、後で罠が発動するとは限りません。
 どちらかと言えば、罠が発動して取り返しの付かない事態に陥ってから、アイテムが入手できてしまい ます。

 ですから、プレイヤーは、任意の箇所でセーブし、ヒロインに不幸が訪れても傷心のままプレイを続行 しなくてはなりません。 そして、先程の不幸を回避し得ると思われるアイテムを入手する手段が分かっ た時点でリセットします。 プレイヤーは、再び電源をONにして、再プレイで先にアイテムを入手し、来 るヒロインの不幸を阻止するのです。

 もちろん、罠を解除する方法は簡単ではありません。

 また、既にアイテムが入手出来ていても解除方法に気付かないことがあります。
 しかし、ヒントは全て提示され、しかも、その罠が発動すればどうなるかを、プレイヤーは既に知って います。 プレイヤーは惚れたヒロインを救うため、必死になって罠に挑戦するのです。


×:それだからこそ罠の解除に燃えるのだと分かっていても、やはり意中のヒロインが不幸になるのを 見るのはツライ。

×:閉じ込められた屋敷・・・と設定されても、実際問題、シャッターを抉じ開けることは容易いし、ガラス 窓を破って脱出することも出来る。 欧米のホラー映画並に設定が甘いと思いますが。

×:あくまでパズルゲームなので、純然たる恋愛シミュレーションに比べると、意中のヒロインとの特定 イベントが少ない。



 
怒首領蜂
「ドドンパチ」

□縦スクロールシューティング
■黄金期の業務用からの移植。

○:蟷螂の卵が孵った様な多数の敵から、嵐の様な敵弾が放たれます。
 自機はそれを掻い潜り、連射を叩き込んで薙ぎ倒します。
 変な喩えで申し訳ありませんが、「リオのカーニバルの真っ只中へ、壇尻祭りの山車が突っ込んで天 神祭りの花火が暴発した様な賑やかさ」です。
 理屈抜きに楽しい。
 破壊のカタルシスを思う存分昇華させる事ができます。

○:当り判定が小さいので、弾避けが楽しい。

○:レバー操作に対する移動のレスポンスが良い。

○:ボムの反応が早いので、窮地からボムで回避する事が容易い。

○:連続して敵を倒し続けると2次曲線的に点数が増えていきます。  この所為でスコアアタックが熱 いのです。


×:エンディングがショボイ。

×:【紫炎龍】や【バトル・ガレッガ】に比べるとグラフィックが荒い。

×:ボスキャラが固い。

×:サターンモードの最終ボスキャラの固さが尋常ではありません。



 


トップへ
戻る
前へ
次へ