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プレイステーション感想文

闘神伝3
「トウシンデン3」

□ポリゴン3D対戦格闘アクション
■新作になる毎にどんどんショボくなって行く対戦格闘アクションゲーム。

×:前作【闘神伝2】は1PプレイのCPUが超反応で胸クソが悪くなる代物でしたが、今作は今作で反応 が鈍すぎてちっとも面白くありません。

×:適当にボタンを押しているだけで1Pプレイが勝ち進めてしまいます。  ガチャプレーを許容するの と只々簡単なのとは違いますよ。

×:当時既に秒間60コマのポリゴン3D対戦格闘が発売されていたのですが、このゲームはデフォルト で秒間30コマです。
 余程グラフィックに気合が入っているのかと思いきや、全然普通のグラフィックです。
 単に技術がおぼつかなかったのでしょうか?

×:オプションで秒間60コマの表示になるモードがあります。
 しかし、グラフィックはファミコンでポリゴン描いているのかと思うくらい酷いし、キーレスポンスも秒間 30コマと変わりません。



 
ときめきメモリアル・ドラマ編〜卒業の詩
「トキメキメモリアル・ドラマヘン〜ソツギョウノウタ」

□アドベンチャーゲーム
■一世を風靡したゲームの設定を使ったADV仕立てのドラマ。

○:感心するほど台詞回しが上手です。  キャラクターの心情を如実に表現しつつ、同時に情況をプ レイヤーに把握させてくれます。

○:シナリオの本筋は藤崎詩織とのラブラブゲッチュですが、隠しシナリオのヒロインとしてストーカー館 林見晴が登場します。
 この娘がもう抱きしめたい位いじらしい。
 父性愛をくすぐられて、私もうメロメロです。


×:ちょっとストーリーがベタ過ぎます。
 マラソン大会にエントリーしている主人公がスキーツアーに出掛けた時点でオチが読めてしまいま す。

×:選択肢の選び方如何に因って、館林見晴が登場しなくなります。
 私は見晴のいじらしさをアピールしたくて友人に勧めたのですが、友人は見晴に会えませんでした。

×:関東圏のみで放送されたラジオ番組のパーソナリティがゲスト出演しているのですが・・・ちょっと冗 談でも許せない位下手です。
 しかも、このキャラクターの音声だけはスキップできません(他のキャラクターはスキップできるの に)。
 大人の事情があるのでしょうが・・・なんとかならんかったのでしょうか?
 没入状態がぶち壊しです。



  
ときめきメモリアル
「トキメキメモリアル」

□自キャラ鍛錬型恋愛シュミレーション
■マイナー機PC−EngineスーパーCD−ROMからの移植。 己を鍛えて女をコマセ!(←言い過 ぎ)。

×:根暗いファンの陰湿な反応を嫌ったからでしょうか?驚く程PC−Engine版に忠実な移植です。
 移植なのですからゲーム内容が同じなのは良いとしても、グラフィックやCD−ROMの読み込みスピ ードくらいは改善しても良かったんじゃないでしょうか?



    
ときめきメモリアル2
「トキメキメモリアル2」

□自キャラ鍛錬型恋愛シュミレーション
■コナミ社のアイデンテティを根底から覆したお化けヒットゲームの続編。

×:波形データをメモリーカードに収録することにより、キャラクタ(但し特定の中からひとりだけ)に任意 の名前を呼んで貰える・・・って発想は良いのでが、技術が追い付いていません。
 どう聞いても人名はおろか人間の言語に聞こえないのです(笑)。
 カルト信者が、外界からの語りかけを拒否する時に発声する呪文の様に聞こえてキモチワルイです。

×:CD−ROMだから個体差バグって事は無いと思うのですが・・・セーブができません。
 PS2とPSoneで試しましたが、どちらでもセーブは終了しますし、メモリカード管理画面でチェックす ると、ちゃんとセーブデータが確認できます。
 しかし、コンティニューしようとしても、「セーブデータが無い」という扱いになってしまいます。  何 故?  呪われているのかしら?



   
ドラゴン・クエストZ
「ドラゴン・クエスト7」

□コマンド選択型RPG
■今更説明不要なRPGの金字塔、プレイステーション版新作。
 基本システムは【〜Y】を継承。 これに石版システムという足枷を設けました。

○:プレイステーションなのに読み込み時間がほぼありません。

○:2Dのようなフルポリゴン3D。 2Dのプレイ感覚で3Dの存在感を満喫できます。


×:足枷以外の何者でもない石版システム。
 ストーリーが随分進んでから石板が足らなかった場合、今までの道程を全て洗い直さなければならな いので苦痛です。

×:淡淡と進むシナリオ。  心に留まるシーンがまったくありません。

×:ハードのバージョン次第では頻繁にフリーズしてしまいます。

×:難解というより謎解きが鬱陶しいです。

×:【〜Y】でも感じましたが、リスクを伴わない転職は作業でしかなく、楽しくありません。

×:キャラクターのイメージが限定されています。

×:やや確信犯的香りが漂うのですが、挿入されているムービーが気を失うくらいショボイです。



   


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