更新の際に構造を変える事があります。 構造を変えるとアドレスが一から再配分されますので
ブックマーク等でお気に入りのページに飛んだ際に、目的と違うページが表示されることがあります。
その場合は画面一番下の [ TOP ] からトップページへ移動して、トップページから
目的のページへ移動してください。 お手数ですがよろしくお願いいたします。


用品知識いろいろ

クイックシフト
【問】 クイックシフト(ショートストロークシフト)って
 何が良いの? 何が悪いの?
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
【答】 最近のクルマに乗っているのであれば、クイックシフトは百害有って一利無しです。
 クイックシフトの構造は、梃子のレバー比を変えて力点のストロークを短くする物ですが、当然の事乍 ら、操作に必要な力が重くなってしまいます。

 さて、機関を痛めない上手なシフト操作とはどのような物でしょうか?
〔1〕入力側と出力側の回転数に差が少ない(=シンクロの負担が少ない)
〔2〕ゆっくりと操作する(=ギアの噛み合う突先同士を強くぶつけない)
〔3〕ニュートラルから次のギアに入れる前に、レバーを次のギアに軽く押し当て乍ら一拍停止する(= シンクロの作動を待つ)
・・・の3つがポイントになると思います。
 クイックシフトはこの〔2〕と〔3〕を阻害します。
 とくにレバー比が変わった所為で、シンクロメッシュが作動する時の微妙な感触が判り難くなりますの で、シンクロを労わる操作がし辛いです。
 また、元々のレバーストロークが適切に短い所へクイックシフトを装着した場合、横方向のストローク 量が足らなくなって、1速→2速を間違えて4速にしてしまうなどの操作ミスを招きます。
 ですから、レバーストロークが過大で不満タラタラで無い限り、クイックシフトを使って良い事は何もあ りません。

 古くはワンダーシビックなどのように、「壊れてんじゃねーのか?」と思う程レバーストロークが過大で 節度感の無いクルマなら、十分に良い効果が得られるのですけどね。


トップへ
戻る
前へ
次へ