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「スター・フォックス」
□ポリゴン3Dシューティング
■任天堂純正アクセラレーターを搭載したROMカセットによるポリゴンゲームシリーズ第1作。
○:スーパーファミコンのポリゴン物の中では、これが一番まともでしょう。
ポリゴンである事を生かした演出が洒落ています。
×:幾らアクセラレーターを積んでいると言っても、元がクロック2MHzのスーパーファミコンですから、
秒間7〜8コマが精々です。
インターフェイスを上手く工夫してありますが、それでもゲーム画面は見辛く、操作性にも難が残って
います。
×:3D空間を飛ぶゲームにしては自由度が低く、自在に飛び回わる事ができません。
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「セーラームーン・アナザーストーリー」
□コマンド選択型RPG
■意外に少ない版権物RPGのひとつ。
○:ファンが泣いて喜ぶでしょう。
サブキャラがいっぱい出てきます(でも何故か四天王は出ないのです。 彼らが一番RPGの敵役に
適していると思うのですが・・・)。)。
×:バランス調整に難があり過ぎます。
1レベル違うとパラメーターが激変します。
レベル15で普通に倒せる敵は、レベル14では全く歯が立ちません。
したがってストーリーを進ませる前に経験値稼ぎが必須です。
×:キャラクターの使える特殊能力に、戦力差があり過ぎます。
×:「セーラー戦士10名総出演に対し、パーティが組めるのは5人まで」となれば、誰だってお気に入り
の5人で萌え萌えパーティを組んでしまうでしょう。
そして大抵はそのまま5人だけで話を進めてしまいますね。
ところが、話の展開上、10名で2パーティ組まなければならなくなります。
となると、育ったキャラを振り分けても大幅な戦力が避けられません。
にも拘わらず、その後に登場する敵が滅茶強いのです。
運良く其処で登場する雑魚キャラの中に辛勝可能な敵が居れば、1度勝ったら戻って回復&セー
ブ・・・全滅したらリセット・・・を繰り返して何とか凌げるのですが・・・
雑魚敵の1体にも辛勝不可能な場合、完全にお手上げです。
前のイベントをクリアした後にセーブしていたら、戻って経験値を稼ぐ事さえできません。
多分、ほとんどのプレーヤーは此処でハマってしまうでしょう。
(我乍ら良くクリアできたものだと感心します(笑))
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「ゼルダノデンセツ 〜カミガミノトライフォース」
□アクションパズル(絶対にRPGじゃないと思います(笑))
■マリオと並ぶ任天堂の顔。
○:アクションゲームが得意な人でも物足りなくない、アクションゲームが苦手な人でも繰り返せばなん
とかなる、絶妙な難易度が素晴らしい。
×:パズルなので解法がひとつしかありません。
(体当たりで採るアイテムは、体当たり以外の如何なる方法でも入手できません)
×:パズル的な謎解きに、かなり意地悪な仕掛けが多く、余程可処分時間が有り余っているヒト以外に
は、攻略本(もしくはゲーム仲間、あるいはネット情報)が必須です。
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「ソニック・ウィングス」
□縦スクロールシューティング
■スーパーファミコン用の縦スクロールシューティングって意外に少ないんですよね。 ましてや業務
用からの移植となると・・・
○:貴重なスーパーファミコン用の縦スクロールシューティング。
×:クロック数2メガという激遅マシンのスーパーファミコンと云うハードが、そもそも縦スクロールシュー
ティング向きではありません。
努力はしていると思われますが、処理落ちを減らすために敵弾の数が非常に少なく、また、その少な
い弾数である程度の難易度を持たせるために、自機の当り判定が非常に大きくなっています。
×:キーレスポンスが良くありません。
×:こちらの攻撃が着弾した時にボスキャラが点滅するのですが、これがチカチカと妙に眩しくて目が
疲れます。
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「トルネコノボウケン」
□出入りする度に姿を変えるダンジョンを探求するRPG。
ダンジョンから出るとレベルが1に戻ってしまいます。
知恵と正体不明なアイテムを駆使して不条理な確率を突破せよ!
■RPGというより、運に左右されるパズルを延々と繰り返していくゲーム。
プレイヤーはほぼ無手でダンジョンに潜り、ダンジョン内で入手したアイテムを駆使して敵を倒し、深く
深く潜っていきます。 ただし、倒されたら1からやり直し(涙)。
○:中毒性が高過ぎます。 社会生活に支障をきたす人続出。
○:シナリオを3つに分け、その内ひとつを入門編として徹底的に難度を下げてあります。
そのため敷居が低く、誰もが足を踏み入れ易くなっています。
×:乱数の制御が甘く、クリアできるかどうかが完全に運任せ。
×:2つ目のシナリオと、3つ目のシナリオと難易度が違い過ぎます。
3つ目のシナリオの途中で挫折しました(←ヘタクソ)。
ひょっとしたら4つ目5つ目のシナリオがあるのかも知れませんが、分かりません。 ごめんなさい。
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