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「バクソウデコトラデンセツ～オトコハナミチユメロマン～」
■荷物を積載したトラック同士の速度競技。 でも直線道路だけ（笑）。
□出鱈目な挙動でもレビュアーに叩かれないレースゲームは２種類。 ひとつは、【Ｆ－ＺＥＲＯ】や【ワ
イプアウトタイヤ】などタイヤの無いＳＦ設定のレースゲーム。 もうひとつは、「挙動が云々」などという
気にならない“基本的に速度を競うことなんてないクルマ”のレースゲーム。 で、これは後者なので
す。
★logicool社製ハンドルコントローラー非対応
○：高速を維持し続けると、オービスに記念撮影されて報奨金が減ります。
（これを避けるためには、単純にオービス前で減速すれば良いのですが、そうすると敵車に抜かれ、
あるいは引き離されてしまいます）
○：パトカーが進路妨害してくれます。
×：まぁ、期待する方が間違ってるとも思うけど、ゲーム性は低い。
一応、「基本的に敵車の方が速い」「ナイトロを使っての限界速度突破が３回だけできる」「敵車をブロ
ックし続けると積荷が痛んでゲームオーバー」などの工夫が凝らされては居るのですが・・・こちらよりも
ダンチに速い筈の敵車を先行されてもブッチぎられることはなく、一定の車間距離を保って敵車は先行
し続けます。 ですから、ゴール近くまで敵車を先行させ続け、ゴール手前でナイトロを３蓮チャン稼動
すれば十中八九勝ててしまうのです。 う～ん、このゲーム内容じゃ他にどうしようもないとは思うけ
ど、もうちょっとどうにかならなかったかな？
×：「挙動が云々」などと無粋なことは申しませんが、キー入力に対してヨーゲインが強く立ち上がり過
ぎてプレイし辛い。 真っ直ぐ走るだけで神経擦り減らすなんて、オマエは３０年前のスー
パーカーか！？（とはいえ・・・ＭＹヘボ５も、タイヤが偏磨耗しない様にアライメントを素人調整したら、真っ直ぐ走
るのに神経擦り減らす位、路面状態に過敏なクルマになってしまいましたが・・・）
せめてハンドルコントローラーに対応していれば．．．
×：ストーリーモードで表示される１枚絵のグラフィックが、ちょっと在り得ないくらい下手。 十年間以上
ペンを執らなかった元同人誌作家が「コイツ昔に漫画描いてたんだってヨ」と指差されて仕方なく遣っ付
けで済ませた仕事にしか見えない。
てゆーか、「この絵が外注で金獲れるんなら、オイラでもキャラデザイナー名乗っちゃう」って言いたく
なるくらい下手。
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「バトルギア２」
□ポリゴン３Ｄレースゲーム
■レースゲームでは評価の低いタイトー社がＰＳ２で放つレースゲーム。 ちなみにアーケード版から
の移植。
★GTフォース対応
×：開発期間も開発資金も人材も違うのだから比べてはイケナイのかも知れませんが、【ＧＴ３】が動く
のと同じハードですよ。
それでこの出来は酷すぎます。
グラフィックは、プレーステーションのソフトを補間機能ＯＮで走らせているのと大差ありません。
挙動もチョロＱみたいです。
ゲーム内容もぶつけて抜くだけです。
・・・スクエアの超弩糞レースゲーム【タイプＳ】に匹敵するしょぼさです。
前作のプレイステーション用ソフト【サイドバイサイド】の方がずっとマシです（あれもグラフィックは酷
かったけど）。
×：どーでもイイけどネジコン非対応。
★☆★ お詫びと訂正 2005．04．30 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
当初、「■レースゲームでは評価の低いコナミ社がＰＳ２で放つレースゲーム。」と誤った表記をしていました。 ショウージ
様よりメールにて御指摘を賜りましたので、お詫びして訂正します。
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「バトルギア３」
□ポリゴン３Ｄレースゲーム
■レースゲームでは評価の低いタイトー社がＰＳ２で放つレースゲーム。 ちなみに現行アーケード版
からの移植。
★GTフォース対応
★以下のレビューは、ステアリングコントローラ【ＧＴフォース】を使用したものです★
★G25（200度モード）使用可能（シフトレバーユニット上の十字キーに無反応ですが、パドルとステアリングで選択肢はOK
です。 Hパターンシフトとクラッチは使えません）
○：前作【バトルギア２】の出来が、余りといえばアンマリな出来だったので、正直弩クソ覚悟で購入した
のですが・・・意外な佳作。
嘘ンコと言えば勿論嘘ンコ。 明らかに実車と異なる挙動なのですが、これがイージーにドリフト出
来て非常に楽しい♪ ステアリングを切り込むとスッと鼻が入ってケツがヌルッと出る。 そこでカウ
ンターをあてると少々タイミングや修正角が不適切でもクルマは安定し、綺麗なドリフトアングルを維持
して旋回していく・・・。 言葉で表すとその他大勢のクルマゲームと何が違うのか伝わらないと思いま
すが、これはドリフトの愉しさの中から“修練による技術取得”という部分を抜いて、“豪快にク
ルマを振り回す”という部分を水増しした作品なのです。 【ＧＴ４Ｐ】のロック・トゥ・ロック900
度回るステアリングで再現する「自重１ton半強の慣性質量をハガキ４枚分の接地
面積で操る」シビアさも痺れるくらい愉しいのですが、この「脳味噌空っぽにして快楽に浸
る」大雑把さも又笑っちゃうくらい愉しいのです♪
○：グラフィックも嘘ンコで愉しい♪ 実写では在り得ない濃密な空気遠近法で描かれた虚構空間を
美し過ぎるドリフトアングルで駆け抜ける市販車達。 ちょっとしたＢＧＶになりそうな映像です（旧作が
嘘のよう）。
×：相変わらず、抜くためには接触せざるを得ない。
×：極めて私的な×理由ですが、エボ４は出てるのに、エボ５が出てない。
×：インターネット対応を謳うものの、ネットバトルは出来ず、専用コースでのラップタイムを競うのみ。
★☆★ お詫びと訂正 2005．04．30 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
当初、「■レースゲームでは評価の低いコナミ社がＰＳ２で放つレースゲーム。」と誤った表記をしていました。 ショウージ
様よりメールにて御指摘を賜りましたので、お詫びして訂正します。
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「ファイナル・ファンタジー１０」
□コマンド選択型ＲＰＧ
■スクエア社の看板ソフト最新作。 オフラインで遊ぶＲＰＧとして最後の作品。
１１からはオンライン対応になる予定。
○：箸にも棒にも掛からなかった超極悪弩糞ゲームだった【ファイナルファンタジーⅧ】と比べると、
（最後の戦闘以外は）驚く位普通のゲーム（でも【ファイナルファンタジーⅨ】よりもツマラナ
イのですが）。
それをして長所と評価するのもどうかと思いますけどね・・・
まぁ、遊べない糞ばかり作ってきたスクエアにしてはまともなのでオマケで○かと。
×：グラフィックが全然大したことありません。
ＤＶＤを再生しているだけのムービーはともかく、リアルタイムで描画している映像の出来にはガッカリ
しました。
何と、ドリームキャストの【シェンムー】よりもショボイのですよ。
低く見積もっても３倍以上のスペック差を持って何をやってるのでしょうか。
【ＧＴ３】のグラフィックと比べて、雲泥の差なのが涙を誘います。
まぁ、ゲーム内容が面白ければ、グラフィックなんて二の次なのですが、スクエア社のゲームって、
「端から内容が全部クソなのは分り切っている。 グラフィックの美麗さに金を払え」ですからね。
それでグラフィックがショボイのでは・・・
×：今作から初めてキャラクターが喋るようになったのですが・・・頭痛がする程声が下手です。
特にヒロインの「ユウナ」、学芸会並です！
アニメの宮崎監督も同じですが、最近、演出の効き過ぎた演技を嫌う傾向にありますね。
それで選んだ俳優が上手とか、キャラクターに合っているとかであれば良いのですが、『もののけ姫』
の脇役達のように無茶苦茶な配役だと、全てがぶち壊しです。
本作の場合、脇役の声は普通にプロの声優が当てているのですが、主人公とユウナだけが酷いで
す。
もうちょっと他に誰かいなかったのでしょうか？
×：主人公の口癖が変。
書き言葉ならいざ知らず、普通に会話していて「～っス」を連発する奴なんていますか？
それも脇役にやらせるならまだしも、感情移入の対象たる主人公ですよ。
おかげで主人公に感情移入できないったらありゃしません。
シナリオ原稿書いた人って、ひょっとして阿呆なんとちゃいますか？
×：普通に作った様に見えて、普通じゃないのが『スフィア盤』。
要するに、レベルアップに拠るステータスアップを手動で行うだけなのですが、戦略性がある訳でも無
く、只単に面倒臭いだけです。
おまけにやり込んで行くと、他のキャラクターの成長要素を辿ってしまうので、最終的に全部のキャラ
クターの能力（攻撃力防御力は元より、使用可能な呪文まで）が同じになってしまいます。
しょうもない思い付きを製品に混ぜるなよ。
普通に作れ、普通に。
×：寺院でのパズルが、不愉快なまでに意地悪です。
ヒントが少ないのに引っ掛けが多く、３Ｄと云う事もあって並大抵では解けません。
例えば目の前に飛び越せない溝があって、溝の向こうにあるアイテムを取るのが、パズルだっていう
のなら納得します。
でも、このパズルは只単にコマを凹みに移動させるだけなのです。
コマが凹みに入る組み合わせは数十通りも数百通りもあって、しかも、どの組み合わせもが一応収
まるのです。
その組み合わせの内、どれかひとつだけが正解なのですよ。
要するにダイアル錠を開錠するのに、ひとつづつ総当りで全番号を試しているような物です。
こんなものはパズルじゃありません。
攻略本を買わせるための姑息な罠です。
×：（当たり前の事ですが）戦闘に参加しなかったキャラクターに経験値が与えられないので、横着こい
ていると、パーティのバランスが非常に偏ってしまいます。
これでクリア可能なようにバランス調整されているなら構わないのですが、クソゲー専門メーカーのス
クエア社はそんなに甘っちょろくありません。
当然、、偏ったパーティでは先へ進めない（いや進めない訳でも無いのですが、終盤で詰まります）の
で、毎回キャラクタを入れ替えて、全員に経験値が行き渡る様にしなくてはなりません。
最小員数で簡単に倒せる敵でも、毎回毎回キャラクターを入れ替えて全員に戦わせなくいてはならな
いのは物凄く面倒臭いです。
×：ＤＶＤソフトのクセにボリュームがありません。
まぁ、リアルタイム処理の画像が少なくて、あれだけのムービーを挿入していれば仕方が無いのかも
しれません。
しかし、それでもイベントが少ないと思います。
前述の理由で戦闘１回あたりに掛かる時間がクソ長いので、総プレイ時間はそこそこ長いのですが、
ゲームをプレイし終わった感想は、「経験値稼ぎを、ず～っと延々やらされていただけ」の様な気がしま
す。
少なくとも払った代価に見合うボリュームではありません。
×：変にストーリーを捻り過ぎ。
「シン」はザナルカンドの召還士が召還した化け物でイイじゃねーか。
それを「主人公は、ザナルカンドの召還士の残留思念が見ている夢」などと云う訳の分らん設定にし
てしまうから、辻褄が合わなくなるんだよ。
×：最終ボスを倒した後に、イベントボスが現れます。
この戦闘では味方が倒れても自動的に生き返されるので、全滅してゲームオーバーになる事はあり
ません。
そういう意味で、一見只の追加イベントの様に見えます。
しかし、それが大間違い。
スフィア盤で工夫していないと、この「絶対に（こちらが）負ける事の無い闘い」で、百万ターン費やして
も勝つことができなくて、リセットする羽目に陥ります。
というのも、敵に攻撃を与える度に回復されてしまうからです。
それも、こちらが攻撃して与えるダメージの上限が９９９９で、敵の回復量が
９９９９なのです。
つまり、普通に攻撃している限り永遠に戦闘が終わりません。
戦闘を終わらせる為には、
（１）アイテムを『調合』して特殊な薬を作り、与えるダメージの上限を上げる。
（２）スフィア盤上で『連続魔法』を取得して、１ターンに複数回の攻撃を与える。
のいずれかが必須なのです。
しかし、
（１）『調合』の組み合わせはほぼ無限大です。
攻略本無しで、特殊な薬を調合するのは砂漠で針を探すような物です。
（２）『連続魔法』も其処へ至る道程にゲートがあって、其のゲートを開ける為の鍵が限られています。
ですから、狙って取りに行かない限り手に入りません。
ゲートを開ける為の鍵を、他の能力の取得に費やしてしまうと、もう２度と入手できません（＝一から
やり直さないとクリア出来ない）。
つまり、下手をすると、最終ボスを倒したにも拘わらず、エンディングに辿り着けません。
・・・酷い。
意図して仕掛けた罠だとしたら、スクエア社に放火しても無罪放免してもらえるでしょう(笑）。
というか、こんな酷いゲームを作っても罰せられないってのは、何か間違っていると思います。
・・・信じられないことに、続編まで発売されるし（今時の若い連中はあんな目
付きの悪いオンナに惚れるのか？）
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「フライングサーカス」
□ラジコンフライトシミュレータ。
■有体に言ってしまえば、任天堂の【パイロットウイングス】の機体をヘリコプターに限定しただけ。
×：ラジコンヘリのシミュレータとして期待すると無残に裏切られます。 なんと操縦者視点がありませ
ん！ 【リッジレーサー】のような後方傍観者視点が基本で、これに視点切替で側方傍観視点などの
視点が加わるのです・・・が、余り意味がありません。
×：ラジコンヘリに近い視点ですので、まるで自分が小さくなったかのような光景を眺めることが出来る
のですが、背景の作り込みが甘く感情移入が出来ません。 鏡は何の映り込みもない灰色の塗り壁
ですし、テレビ画面も消えたままです。 五重の塔に入れないことが判った時は唖然となりました（他
社のゲームなら侵入出来て当然）。
×：ドライブの読み込みが長い。
×：ちょっとＰＳ２とは思えないくらいグラフィックがしょぼくて情けないです。 ポリゴン表示能力が３分
の１程しかないドリームキャストの【てけてけトイレンジャー】の方が、遥かに良く出来ています。
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