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携帯ゲーム機感想文

【PSP】 ニード・フォー・スピード・モスト・ウォンテッド5・1・0
・ PSP「ニード・フォー・スピード・モスト・ウォンテッド5・1・0

□PSP黎明期に発売されたレースゲームの続編が早くも登場。
 これも前作と同様に、首都高バトルシリーズに端を発する(と思う多分)公道レースゲームのひとつに 過ぎないのですが、なんと!今作はバトルに警察が絡むという要素を追加!   本当に公道を攻めてしまった時の、免許が消えて牢獄行きになるかどうかが賭かったヤヴァイ疾りが PSPで再現されます!
■前作が「あんまり」な出来だったので警戒していたのですが、本家Q&Aで親しかった知人に強く勧め られ、新品をほぼ定価で購入…

○:おもしろい!
 勧められたとはいえ、前作がアレだったので、正直地雷覚悟だったのですが、不安は完全に払拭さ れました。
 全ての次元が前作と根本から異なります。
 いやぁ、これ遊んじゃうと前作が専門学校生の習作に見えてしまうくらい差があります。 PS2ソフトの 【バトルギア2】と【バトルギア3】の差と同程度か、それ以上の差ですね。

○:グラフィックは、【リッジレーサーズ】や【バーンアウト〜レジェンド〜】に双肩するレベルになりまし た。  トンネルの中に入ると、オレンジ色の照明の所為で、道路と壁の色が同じになってしまうのです が、【リッジレーサーズ】の日陰ほど見難くなりません。  時折り強い陽光が差し込む通勤電車内での プレイにも殆ど支障がありません。
 
○:首都高バトルのまがい物みたいだった前作のありふれたシステム(要するに一般車の走っている公道で競 走するだけのゲーム)が、一新されました。  「一般車の走っている公道で競走する」という点においては、 根本的に同じなのですが、現実社会で“ソレ”をやってしまった時と同様に、警察車両が登場しプ レイヤー達が逮捕されちゃいます!  しかも、道路封鎖までされちゃいます(全面封鎖してしまうとゲ ームとして成立しなくなるので、封鎖されるのは道路幅の半分だけですが)
 そして、警察車両が速く、イヤラシい攻撃(プレイヤー車両の後輪を横から押してスピンさせる)を仕掛けてくる んです。
 実際に暴走行為の容疑(容疑も何も現行犯なんですが)で、パトカーに追い駆けられ、それを振り切って逃 げたことのある人なら、アツくなること間違いなし!

○:参加車両は警察無線を傍受しているという設定らしく、プレイヤーの逃亡を阻止しようと企む警察ど もの無線連絡が聞こえます。

○:警察車両が速くて巧い。 
 旧来依然とした公道レースの部分は難度が温く、他の参加車両はクルマをチューニングして速くする だけでブッチ切れちゃうのですが、警察車両はコッチの速さよりも常に速く、一般車も巧く避けてしまい ます。 
 それでも、上手く誘い込んでやると(てゆーか、大抵は偶然なんですが)警察車両が一般車や、道路 封鎖したバリケードに突っ込んで派手に事故ります。  心の中で思わずガッツポーズしちゃいますね

○:リアル…とは言い切れませんが、クルマの挙動として製作者の捉え方が破綻していないので、違和 感なく楽しく遊べます。
 操作感覚は、「ミニカーのルーフ(天井)に弾力性のある棒を立てて接着し、その棒を捻ることに由っ て向きを変えている」ような感覚です。  ハンドル操作に相当する入力に対して、車両が動き始めるま でホンの僅かなタイムラグがある上に、操作量よりも若干余計にヨー角加速してしまうため、最初は少 しふらつきがちの動きになってしまいます。
 それをプレイし辛いと感じる向きも少ないと思いますが、ドラゲーヲタクなら1〜2分、そうでなくても数 分で慣れる程度の“クセ”なので大した問題ではないでしょう。
 多分近くない将来に発売されるであろうPSP版の【グランツーリズモ】が、入力デバイスに対する反応 をどう調整してくるのか興味が尽きませんが(PS2版【〜4】のパッドプレイと同じなのかな?)、このゲームの調 整も決して悪くないと思います。

○:一生縁が無いだろうと思われる超高級スポーツカーも多数収録 (ただし、「F」は無し。 仕方ないと思いま すけどね)


△:画面が切り替わって選択メニューが表示された際に、切り替わった直後の一瞬(1秒間程度)だ け、キー入力に対して反応しません。  この点が多くのレビューサイトでマイナス要素として叩かれて いますが、これが気になって許せないってのは、ちょっと神経質過ぎると思います。  企業向けの低ス ペックなパソコンでエクセルやワードを稼動させれば、起動直後の数秒〜数十秒(!)もキー入力に反 応しない待ち時間が発生することは、パソコンで仕事をしている人なら誰もが知って、そして耐えている ことです。
 そういうことを書くレビュワーは、競合する他のゲームソフトを作っている会社からの刺客なのでしょう けど、ちょっと指摘内容が的外れだと思いますね (指摘内容が的外れだという点に関しては、私も同罪かも知れま せんケド)


×:駆動方式やエンジン搭載位置に拠る基本的な特性の違いは無視されています。
 まぁ、そういうシビアさを求めるゲームじゃないので、これはこれでアリだと思います。

×:高速になると画面周囲のグラフィックがボヤける「ブラー」という技術を採用している所為で、目に負 担が掛かります。  【バーンアウト〜レジェンド〜】の批評の際に、「ハードスペックの制限から、画面 をぼかして高速走行時の視野狭窄を表現する“ブラー”という技術が使えていません」などと憶測で書 いてしまったのですが、機能的に使えないのではなく、【バーンアウト〜レジェンド〜】では敢えて使わな かったようです。 
 たしかに、ブラーの掛かっている画面は、速度感が増して見えますが、私のような視力の弱い者はブ ラーの掛かった小さな画面を長時間凝視することが出来ません。  これはオプションでON/OFFの切 り替えが出来るようにして欲しかったですね。

×:ニトロをONにすると急加速が出来るのですが、ブッチ切れるのは警察車両だけで、警察以外の敵 車はブッチ切るどころか、車間を詰めることさえ出来ません。  というのも、こちらがニトロを使うと、警 察以外の敵車も同時に急加速するからです。  プログラマのチョンボなのか、それともハードスペック 上の制限なのか判りませんが、物凄く違和感があって雰囲気ブチ壊しです。



  
【PSP】 バーンアウト 〜 ドミネーター 〜
・ PSP「バーンアウト 〜 ドミネーター 〜」 

■レースゲームの派生種。  意図して事故を起こすと言うトンデモナイ車ゲー。 
□PS2版からの移植

○:ブーストが連荘できる「バーンアウトチェーン」は燃える。

△:クラッシュイベントが無くなった。 寂しいと思う人も居ると思う。 個人的にはどっちでもイイ派。

×:相変わらずリトライで長々と読み込む糞仕様。

×:レジェンドは、クリア面数以上に新しく遊べる面が増えてくれたので、オールクリアを目指すので無 ければ、苦手な面は遊ばなくても済んだ。
 ところが本作は、どんなに苦手な面であってもクリアしなければ新しい面が出ないので、超絶苦手なミ ッションがあると其処でTHE ENDになってしまう。



  
【PSP】 バーンアウト 〜 レジェンド 〜
・ PSP「バーンアウト 〜 レジェンド 〜

■レースゲームの派生種。  意図して事故を起こすと言うトンデモナイ車ゲー。
□PS2で好評を博したクルマ破壊ゲーム1〜3の集大成をPSP化。

○:美麗なグラフィック。 車両のグラフィックはテクスチャーの枚数も少なくギャザも目立ちますし、背 景も停まって眺めるとかなりアラが目立つのですが、走行中は殆どアラが判別できません。
 ただし、単純に「どちらが綺麗か?」と問われれば、答えは「【リッジ・レーサーズ】の方が綺麗」になり ます。  【リッジ・レーサーズ】のグラフィックは、黎明期に於いていきなりハードの限界を使い切ったの ではないか?と思える位の美しさで、【バーンアウト・レジェンド】を遥かに凌いでいます。  しかし、【リ ッジ・レーサーズ】は、グラフィックの美麗さを誇張する余りに、夕刻や日陰の暗さまで表現してしまって いるのが携帯ゲームとして致命的な欠陥になっています。
 判り難いんですよ、夕刻や日陰の暗い時に、コースの状況が。
 薄暗い部屋の中でプレイしている分には何の問題もないのですが、朝の通勤電車など強い陽光が射 す状況下で【リッジ・レーサーズ】をプレイするのは、かなりストレスが溜まります。  携帯ゲームという 点を踏まえて評価するなら、【バーンアウト・レジェンド】の方が優れているように私は思います。

○:驚くほどプレイし易い。
 実は私、PS2専用周辺機器として発売されている『アイトレック』でPS2の【バーンアウト3】をプレイし たことがあるのです。  その時の印象は、液晶の画素数が少なすぎて、遠方の風景や遠く先行する 敵車が識別できず、目が痛くなるばかりで全くプレイ不可能…という悲惨なモノでした。  その経験と 比べれば嘘のように快適にプレイできます。  内容はPS版1〜3の集成リメイクですが、グラフィック は携帯機の小さな画面に合わせて巧く調整されているようです。

○:入力デバイスがハンドルコントローラではありませんから、「実車の挙動再現性が云々」などと間抜 けな講釈を述べるのは、的外れな批評になってしまいますが、アンダーステア/オーバーステアに対す る理解が概ね正しいため、パッドで遊んでいても違和感が少ないのが好印象です。

○:ワールドモードがレース系とクラッシュ系に分けられていますので、クラッシュイベントが嫌いな人は レースイベントを延々と、レースイベントが嫌いな人はクラッシュイベントを延々と遊び続けることが可能 になりました。


△:ハードスペックの制限から、画面をぼかして高速走行時の視野狭窄を表現する“ブラー”という技術 が使えていませんが、携帯機で画面が小さいので、これで画面がぼやけたらプレイに支障が生じるで しょう。  ブラー無しでも、ブーストを掛ければヤヴァイ程の速度感が感じられますので、PSPとしては “ブラー”無しで正解だと思います。


×:UMDの読み込みが長いのは、濃密なグラフィックゆえに仕方ないと思いますが、PSPの電源をON にした時に表示されるデモムービーのために長い読み込みが入るのは気が滅入ります。

×:クラスが上がると難度が跳ね上がります。  もう少し細かくクラス分けして徐々に難度が上がるよ うにして欲しかった。

×:混戦状態になると処理落ちします(単純な抜きつ抜かれつじゃないゲーム内容で、且つ、PS2版に肉薄するグラフィ ックを描いてるんだから、この程度は看過してあげなくては酷だと思いますが)

×:ポリスカーを操って暴走車両を追い詰める「チェイスモード」はなぁ…
 どっちかっつーと、オイラ追い詰められる側の人間だから(笑)、あまり素直に楽しめなかった。



  
【PSP】 リッジレーサーズ
・ PSP「リッジレーサーズ

■初代プレイステーションから連綿と続く遊戯に徹底したレースゲーム。
□一部を除いて、ハードウェアの新機種が発売されると同時に発売される黎明期の牽引ソフト【リッジ レーサー】最新作。

○:毎度毎度、(一部のマイナーハードを除いて)新機種が発売されると同時新しい【リッジレーサー】が 発売されますが、開発アプリも碌に揃わない状況でよくもコレほどのモノが作れると毎回感心させられ てしまいます。 本体と同時発売でこの完成度は驚異的です。 クルマを停めて眺めると縁石がガタガ タだったりするのですが、少なくとも走っている限りちょっと在り得ないくらいグラフィックが綺麗♪。 

○:UMDからの読み込み時間・回数が、後発のレースゲームが許せなくなるくらい短くて少ない。

○:このシリーズの他作品に比べてかなりマトモな難易度(シリーズのファンなら簡単過ぎると思うかも 知れませんが)。

○:似たようなデザインの架空のクルマが何台用意されていても大して嬉しくもありませんが、過去に発 売された家庭用および業務用のシリーズ作品に登場したコースが収録されているのは、正直嬉しい。   プレイしていて懐かしさに涙がちょちょぎれます。

○:演出がカッチョエエ。

○:英語のアナウンスが非常に聴き取り易い。

○:車種に由ってメーターのデザインが違う。

○:起動時のUMD読み込み中に【ニューラリーX】を遊ぶことができる。

○:【リッジレーサー】と言えば、全シリーズを通じて入力デバイスに対する反応が独特で、タコ踊りにな らない操作をするのに独特のコツが要るのですが、今回は違和感の少ないマイルドな反応をする仕様 が選べます。

○:ブーストの使用可能回数が、単純に周回数に応じて増えるのではなく、高速ドリフトの回数・持続時 間に応じて増え、しかも、ブースト使用中は高速ドリフトをしても増えない仕組みになっているため、ブー ストが単なる鈍足救済ではなく、ゲームに戦略の必要性を与えています。


×:過去に発売された家庭用および業務用のシリーズ作品に登場したコースが収録されている反面、 収録コースは12(公式発表の数字は逆走を含む)とややボリューム不足。

×:シリーズ全作品がこういうスタンスで作られていますから、「挙動が云々」というセリフは禁句なので すが、それでも、タコ踊り状態でコーナーがクリア出来てしまうというのは、どうかと。

×:確かにグラフィックは、ちょっと在り得ないくらい美しいのですが、携帯機のグラフィックとしてはちょ っとヤリスギ。 グラフィックの美麗さを誇張する余りに、夕刻や日陰の暗さまで表現してしまっているの が携帯ゲームとして致命的な欠陥になっています。
 判り難いんですよ、夕刻や日陰の暗い時に、コースの状況が。
 薄暗い部屋の中でプレイしている分には何の問題もありませんが、朝の通勤電車など強い陽光が射 す状況下で【リッジ・レーサーズ】をプレイするのは、かなりストレスが溜まります。

×:ブーストを使っても画面が白く曇るばかりで、そんなムチャクチャに速度が上がったとは感じられな い。



  
【PSP】 リトルプリンセス マール王国の人形姫2 【ゲームアーカイブ・DL販売】
・ PSP「リトルプリンセス マールオウコクノニンギョウヒメ2

□コマンド選択型RPG
■前作に引き続き王子様に憧れる少女が、王子様と結ばれる迄の顛末を描いた乙女チックRPG

○:前作同様、小さなキャラクター達が表現豊かにアニメーションする様が、ただひたすら可愛い。

○:残念ながらフルボイスではありませんが、要所でボイスが入るようになりました。

○:今作は「ミュージカルRPG」の名を冠して良いでしょう。
  前作以上に要所要所で挿入歌が入り、小さなキャラクター達がその歌に合わせて踊ります。

○:ゲームスタート時に難易度が選べます。
  (ちなみに、おいらは「ノーマル」でプレイ)


×:イベントが少ない割りにプレイ時間が長い。

  イベントの数=章の数、と言っても過言じゃないくらいにイベント数が少ないのに、
  何故かクリアまで40時間超も掛かる・・・その理由は・・・ダンジョンが異常に長いんです。

  ダンジョンの背景は前作同様に使い回しで、自分の現在位置が把握し辛いのですが、
  ダンジョンの構造が単純なため、余程の方向音痴でない限り迷うことはありません。
  ただ、森の中だけで左右スクロールが数十面 → 建物の中に入って左右スクロールが
  数十面といった風に、ウンザリする位にダンジョンが長い。

  「何千円かの金を払わせるんだから、相応のプレイ時間にしなくては」って理屈は分からなくも
  ありませんが、途中で投げ出してしまうようでは本末転倒です。

  私はキャラ萌えしましたので耐えましたが、そうでなかったら投げていましたよ。

▲▽ 攻略情報 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 
★最終戦の戦い方★

 ヌルゲーの筈が、最終戦のみかなりの高難度で不用意に戦闘すると全滅しかねません。
 が、実は最初に以下の手順を経ておくと、ルーチンワークで斃せます。

<最終戦の遥か前に>

・ ミラクルバリアが使える人形を確保しておく。
 「古代兵器」はチェロが持っているから良いとしても、後は「セイレーン」(ビッグボボ体内)か
 もしくは「Lくん」(RQタウン)確保しておきたい。

<戦闘開始前>
・ 「鉄のカーテン」「オーラちから」をレベルの低いキャラクターに装備

<いざ戦闘>
・ 魔法防御の低いキャラクターから順に「ミラクルバリア」を掛けて魔法攻撃を無効化。
・ クルル,クレアはセイレーンもしくはLくんによる「ミラクルバリア」と
  「ギガヒールボンバー」で回復、
  チェロは古代兵器による「ミラクルバリア」と特技「いにしえの祈り」でステータスUP、
  ランディは特技「ドラゴンバスター」で個別撃破、
  ソニアは特技「エクソシストブレイド」で全体攻撃
  ・・・4〜5ターンで「ミラクルバリア」の効果が切れるので、その点に注意しつつ繰り返せば
  まず負けることはありません。


   


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