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サスペンション

別タンク式ダンパーのメリット

 元ネタに引っ張られてつい圧力に拘ってしまいましたが、後から見直したら色々とムジュンしちゃって いたので書き換えることにしました。

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 【問】ダンパー単体の上代が40万円を超えるような高級品の中には、ダンパー本体とは別にタンクが 設 けられている物がある。
 これは圧力変化を抑えて、オイルの流量を増やす為の構造である。

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 【答】残念、惜しい。

 以下、図解。

 
 まぁ、ぶっちゃけ某誌に載っていた図なんですけどね。 幾ら何でもコレはない。

 何故か?と言うと
 
 だからダンパーにはロッドが入ってくる分だけオイルを逃がす場所が必要。

 そこで
 
 気体は圧力に応じて体積が変わるので、ダンパー内に気体の部屋を設けるワケだ。 これは単筒 式。

 一方、複筒式なら
  
 となる。

 そこで複筒式の場合は
 

 
 という工夫がされている。

 一方、単筒式の場合は
 

 
 ベースバルブの設定は可能だが、有効ストロークが大きく制限される。
 セッティングの幅を大きくする為の全長調整式の場合は致命的な欠点だと思われる。

 そこでオーリンズやビルシュタインなど他メーカーは
 
 ガスを高圧化してピストンのオリフィスに高い圧力を掛けている。

 しかし、それでは
 
 TEINのwebサイトにも書かれている通り、
 > オイルシールにも高い圧力がかかり、シールの緊縛力が増し、フリクションを増大させます。
 となる。

 

 以上。


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